髪を切りつつ「続・味な店」。
2019.01.14
いまの髪になってから、月に一度は通っているUMITOSで
読みたい雑誌をひたすら読む。
POPEYEに連載されている平野紗季子さんの「続・味な店」
今回のテーマは、“映えない”でした。
面白い。
まさに、世の中の滑稽さを掬い取る感じです。
それにしても、そのテーマを神戸で繰り広げているのは意外でした。
先入観からか、神戸といえば横浜や長崎と並ぶ、ハイカラな街。
自転車籠には紙袋から出たバケットや、洋菓子店がひしめいてい
「外食といえばステーキです。」と言われそうなところだと、
勝手に思っていたのです。
百円を握りしめた小学生が、「ホルモン2本!」って入ってくる店。
床が汚れるからと、いつも段ボールを敷いている店。
普段着のまま、着の身着のまま出かける店が、ほんとは近くにあったらいいのに
映えないほうが、気持ちが晴れる。
