写真家の山口明宏さんが撮影された「紀寺の家 考」展が、
銀座松屋で開催されています。
奈良にある廃屋だった町家を建築家の父が蘇らせ、息子さんがそれを宿にしたという紀寺の家。
3棟5戸の町家が、どう変わったか。
その様子が写真で表現されていました。
玄関の表札は、宿泊者の名字が施され
部屋のしつらえは、古くて新しいもので統一されている。
眺めていると
古くなったから、壊れたからと言って
捨てるのは惜しい…という気持ちが芽生えてきます。
銀座のにぎわいからすこし外れる7階で、
静かに、この国の手仕事を感じる空間へ。
3月18日(月)まで開催されています。