文庫本になっていた「サラバ」を、いま読んでいます。
西加奈子さんの著書をはじめて
直木賞受賞作で、本屋大賞第二位になっていた作品を
出だしから、イラン、大阪、エジプト、大阪となり
馴染みのない異国での物語にぐいぐい引き込まれています。
幼少期のころのこと、あんまり思い出すことが無い私は、
自分がどんなことを考えて生きてきたのか
あまりにもぼんやりとしか浮かんで来なくて驚いている。
いきなり大人になったわけじゃないはずなのに
子どもの頃の記憶って、
どんどん失っていくのだろうか
「サラバ」があったのかなかったのか
