そのあとを生きるため。
2019.05.29
昨夜は、ふとつけた番組に目が釘付けとなり
今朝は腫れた瞼でこうしています。
NHKプロフェッショナル仕事の流儀「納棺師 木村光希」
最初にこの仕事を知ったのは、映画「おくりびと」だったでしょうか
亡くなったひとの体を拭いて、化粧を施し棺に納めるまでのこと
それまでまったく気に留めたことがありませんでした。
番組では、木村さんの仕事先へカメラが入り、実際にいくつかの場面を
まるでその部屋の壁にでもなったかのような視線で、眺めることとなりました。
亡くなったそのひとを前に、依頼人である家族が、納棺師に促されて最後の別れをする姿
“より良い送り方をすることが、人を変え、社会を変えていく”という言葉が胸に響いてまいります。
送るという行為は、そのあとを生きるひとのためにある。