一日一文を読む。
2020.03.08
書店で平積みされていた「一日一文 英知のことば」を読んでいます。
詩を読むことならできるかなと、
あてもなく店内を歩いていて見つけました。
ここにあるのは、その昔、この世界で生きていたひとたちの言葉です。
ヘレンケラーや、ガンジー、アインシュタイン、サンテグジュペリ等など
そのお人柄を彷彿とさせるような、選ばれし一文が載っています。
人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し。いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし。こころに望みおこらば、困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基。いかりは敵とおもへ。勝事ばかりを知りてまくる事をしらざれば、害其身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。
慶長八年正月十五日 家康
1603年1月15日の徳川家康の一文が、いまの気分にぴったりと。