「ムヒカ 世界で一番貧しい大統領から日本人へ」
2021.02.26
@kinoiglu 有坂塁さんの投稿に背中を押されるようにポレポレ東中野へ滑り込みました。
2012年に行われた有名なスピーチをもとに発刊された絵本はソラにあります。
手元に置いているのだから、日々思い出して暮らすことが出来ればいいのに出来てません。
本編では、そのスピーチを肉声とともに聞くことができました。
豊かさとは何か、貧しいってどういうことなのか
目から鱗が落ちるような演説です。
経済活動は、いつだって右肩上がりが正しくて
もちろんそれを目指しているけど
すこし立ち止まってみることを、コロナ禍は唯一教えてくれました。
知らなかった半生に、独房で過ごした12年という年月があったこと。
ネルソンマンデラ大統領を想わせるその長い長い独りの時間
読んできた書物を、脳内で読み直していたという言葉が重い。
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」