川久保玲ロングインタビュー。
2021.04.20
お客さまの、たくさんのステンシルで遊ぶヴィンテージのバーバリーがかっこよくて
お迎えした瞬間も、お見送りのときもまたそのコートをしげしげと見ておりました。
するとそこから川久保玲さんの話題になって、
このロングインタビューを知ることになったのです。
https://www.vogue.co.jp/fashion/article/truth-to-power-rei-kawakubo-interview
ヴォーグ編集長 渡辺三津子さんが引き出した80分は、
現存する憧れのデザイナーを久しぶりに読むことができる貴重なテキスト。
コムデギャルソンは高くて、コムサデモードしか着てなかったけれど
黒い服を堂々と着て歩く女性を、遠目で見ていた20代。
ファッションには、その服を着るために、自分を作るという難易度がありました。
ラクな服。安くて手に入りやすい服ばかりじゃなくて
たまにはその服を着て街を歩くだけで、気分が晴れるような服を着よう
長いインタビューは、どこを切り取っても変わらない川久保玲さんの魂を感じました。
「完全にいい方法などありません。難しいです。難しいけれど、表面的な言葉に乗るだけで社会が流れている、流されていくのはどうなのでしょうか。」