上野リチ展。
2022.02.19
東京駅からほど近い、三菱一号館美術館ではじまりました「上野リチ展」へまいりました。
1893年ウィーンに生まれ、建築家の夫、上野伊三郎と京都で暮らした上野リチのデザイン。
さまざまなテキスタイルや、アクセサリー、ファッション、また内装に至るまで幅広い記録が遺されていました。
そのデザインは、オリジナル性の高さからか、まったく古さを感じさせなく
いまでもウインドウに並べば、足が止まるほどのアイテムになっていたでしょう。
出口につながるミュージアムショップでは、手に抱えて並ぶ人でレジがいっぱいになっていました。
いいデザインは、時代を超える。
伝統的な工芸品を眺めているのと同じくらいに、普遍的な、それでいて斬新なデザイン。
とてもいい目の保養になりました