海外からの評価が国内の評価にも大きく影響し、上映館が拡大している作品を
やっぱり観ようと観てまいりました。
「ドライブマイカー」
179分、彼らの葛藤を理解するために必要な長さだったとおもいました。
村上春樹さんの原作を読んでいるような時間。
三浦透子さんの演じた雇われドライバー、渡利みさきに目がいってしまいます。
減速も加速も気づかないくらいに、路面をなめらかに滑るように走らせるドライブを
その乗り心地を想像しています。
自分の生い立ちを話すときも、主人公の苦悩を話しているときも、淡々として
少ない口数は、真実であると思わせる。
