ソラの
SNS

最近読んだ本。

2023.11.22

表情癖があるように、思考癖もやっかいなもの。ついついいつも同じ考えに凝り固まっている自分を、解放したくて本を読みます。

ふむふむ、なるほどと目から鱗が落ちる気がした一節を…

 

養老孟司著「ものがわかるということ」

―学ぶとは自分の見方が変わること。『論語』の「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」という言葉があります。(中略)学問をするとは、目からウロコが落ちること、自分の見方がガラっと変わることです。自分がガラっと変わると、どうなるか。それまでの自分は、いったい何を考えていたんだと思うようになります。(続く)

つるとはな刊「伊丹十三の台所」

―無駄なことです。お料理学校というのは、私にはどうも納得のいかない存在である。料理をする場合、一番大切なのは舌である。味覚である。味覚というものは育ちとたいへんに関係が深い。必ずしも美食ということでなく、漬物でも味噌汁でもいい。味の深み、というものを舌で知っていることが先決問題である。(続く)