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「壬生義士伝」

2024.03.23

浅田次郎初の時代小説「壬生義士伝」を読みました。

小雪舞う一月の夜更け、大阪・南部藩蔵屋敷に、満身創痍の侍がたどり着いた。貧しさから南部藩を脱藩し、壬生浪と呼ばれた新鮮組に入隊した吉村寛一郎であった。“人斬り寛一”と恐れられ、妻子への仕送りのため守銭奴と蔑まれても、飢えた者には握り飯を施す男。元新選組隊士や教え子が語る非業の隊士の生涯。

出会えてよかったと心から思える小説になりました。読み進むなかで、浅田さんはきっと、命を削ってこの作品に向き合っていらっしゃったのではと何度も感じました。ひとりひとりが、自分の考える正義を貫いているのだと思った作品。