新刊をソラの本棚に分けていただきました。制服化スタイリストあきやあさみ著“「１セットの服」で自分を好きになる。”

これまでの自分を振り返りながら読むことができる本でした。私たちは、誰しも起きたらすぐ、なにかしらの服を着て過ごすわけで、服との縁は常にあるから自分事としてたのしめます。

それにしても、仕事や環境でなんて大きく変化するものでしょう。会社員時代に着ていた服は、全部処分しました。サイズが合わないという決定的な理由と、まったくときめかなくなったからお直しして着るという選択肢も浮かばなかった。いまでは、クリスチャンルブタンの靴と、それに合う服を買って身を包むことが楽しかったのが、ほんとうに同じ人間かと思うほどです。VOUGEを定期購読していたのも、いまでは遠い昔。

この頃は、もっぱら白でラクな服、という基準で選んでしまうけど。服はいまの自分を表現できるものだから、もっと大事に選ばないといけないって感じました。