「パリのおばあさんの物語」
2013.09.04
暑くて汗で溶けそうな午後、
ちょっと一息涼みに入った山陽堂書店で
思いがけなく感動的な絵本に出会いました。
岸恵子訳「パリのおばあさんの物語」
時代によって ひどい迫害を受けたユダヤ人一家の
おばあさんの昔話。
若いころといまの老いと孤独が入り交じりながらも、
やわらかく爽やかに生きる姿に励まされます。
こころに響いた言葉をひとつ。
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ともかくも、と彼女は思います。
「やりたいこと全部ができないのなら、
できることだけでもやっていくことだわ」
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