「わけあって安い」からはじまった無印良品。
2013.11.30
1980年代初頭、
無印良品が産声を上げました。
そのときに、陣頭指揮をとられていたのが、
元セゾングループ代表 堤清二さんとアートディレクター田中一光さん。
「わけあって安い」
というコピーが、とても力強かったのを覚えています。
表現にまつわるすべてのものが、
それまで見たことのないくらいにシンプルで、
広告ポスターも、
パッケージも、
もちろん商品そのものも
目に入るのは〝白〟だったという記憶。
とても、清潔で
とても潔いものが
生まれたという印象でした。
いまでも、街のあちこちで見かける無印良品。
わたしは、レトルト食品をよく利用しています。
写真がプリントされた簡易パッケージは、
そのまま湯煎にかけられて
開封しやすいところがお気に入り。
種類豊富で、新しいメニューが追加されるので
飽きさせない工夫もすばらしいな。
こうして 堤清二さんの関連記事を読んでいると
あゝすごい方だったんだなぁと
改めて想います。
PARCO劇場も、
無印良品も、
生んでくれてありがとう。