待ち遠しい、ままごとの「わたしの星」。
2014.07.17
〝演劇をままごとのようにより身近に、より豊かに。〟
という劇団「ままごと」の新作がもうすぐ公演されます。
作・演出 柴 幸男
出演 オーディションで選ばれた高校生
というから興味倍増。
前作「わが星」での感動を
いまも鮮やかに思い出すことができる〝ままごと〟の舞台は
待ちに待ったというのが一番しっくり来るよう。
すこしでもその雰囲気を共有できたらいいなと
新作「わたしの星」のチラシに書かれたコピーを写します。
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拝啓 Spica
お元気ですか。
新しい星の生活には慣れましたか。
あなたがこの星を発ってから、こっちはずっと夏のまま。
星空を見るとつい、あなたを探してしまいます。
星に引力があるように、人にも引力がある。
わたし、あなたのことが大好きで、大嫌いでした。
この手紙が届くころ、あなたは夜空のどこにいるでしょう。
たとえ、どれだけ離れても、あなたはずっとわたしの星。
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お芝居を観る前なので、これ以上は野暮になりそうです。
なので いま読んでいる本にあった記憶に残ることばをメモします。
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(とある盲学校の女生徒が、先生に問いかけたこと。)
「地球が貴重な存在というのはよくわかる。
静物が生きていくのに貴重な水やちょうどよい温度、
酸素に充ちた大気をもっているから。
でも、自分が貴重な存在というのは、ぴんとこない。」
広瀬浩二郎/嶺重慎著「さわっておどろく。点字・点図がひらく世界」より
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この言葉を読んだとき、
わたしも答えが見つかりませんでした。
だから、しばらく考えてみようかな。
写真は、ままごとのサイトより。