60年前のカンタが生まれ変わって。
2021.01.12
数年前にQUICOさんで手に入れたおよそ60年前のカンタが、
生まれ変わって丸椅子カバーになりました。
手芸家 @ruruq_atelier Yoko Shimomaeさんの手によって
定期的にソラへお運びくださいましてもう7年ほどでしょうか
いつも陽だまりのような空気と一緒に、この方の周りにはゆったりとした時間が流れます。
カンタは、バングラデシュに遺る伝統技法のお針ごと、
嫁入りの折に持ったと伝わるテーブルクロスでございました。
手に入れてから、長らく椅子カバーとして重宝していたそれも
こすれた穴が目立つようになっていました。
一針一針ていねいに施された刺繍は捨てられず、
困っていたところに手を差し伸べてくださったのです。
すっかり見違えるような姿になって、カンタ刺繍がより美しく浮かび上がりました。
愛着が益々増したカバーです。