色素沈着は、アイシャドウの色素のことではありません。
2015.06.09
「色素沈着」ということばをお聞きになったことはありますか。
目元に年中クマがあって、
まぶたもどんよりくすんでいるような
睡眠はたっぷりとっているはずなのに
年中、その印象が抜けきらない状態。
ソラにいらっしゃるお客さまにも、
このお悩みを抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
程度も実にさまざまで、一言ですべてを言い切ることはとてもできません。
ただ、「色素沈着」は、
アイシャドウの色素が皮膚内部に入り込んでいるということではありませんので
どうぞ誤解なさいませんように。
原因は、さまざま考えられますが
昨日のお客さまの場合は、春の季節に起こる花粉症だと考えられます。
目のかゆみを、指先でかいてしまわれるのですね。
瞳は常に涙で覆われた状態を保つため、
一日に数万回も瞬きを繰り返します。
だから、目元の皮膚は瞬きをするためにとても薄くて繊細な構造に。
かいたりこすったりが、目元にとっては大きな刺激、
表皮を守るサインだと感じ、真皮ではメラニン色素の生成が繰り返されてしまうのでしょう。
色素とは、メラニン色素のことなのです。
メラニン色素の生成が繰り返されて(沈着)することを、「色素沈着」というのですね。
ホワイトニングをする前に、
なによりもまず刺激を与えないこと。
目元は、やさしくていねいに扱ってあげましょう。
毎日のメイク落としも、
刺激になっていないかぜひ思い出してみてください。