日本を知り直せる本。
2016.10.15
日本の文化や習慣について
対訳付き、解説付きの本が、いまたくさん出ています。
海外からの旅行者向きに編集されているのでしょう
でも、わたしたち日本人が読んでみても
たいへん興味深く面白い内容になっていました。
外国人という視点で編纂され、解説された日本の常識を
改めて知り直せるような感覚です。
「日本のしきたり」IBCパブリッシング発行
たとえば、「七五三」について、こう書かれています。
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7歳まで無事に育てばひと安心
乳児期を無事に乗り切っても、まだまだ安心できないのが親心。
何しろ「7つまでは神のうち」という言葉があるくらい、
乳幼児の成育は神様しだいと思われていた。
そこで日本では3歳、5歳、7歳と奇数年齢を目安にして、
神仏に無事な成長を祈る「七五三」の儀式が普及した。
地方によって違いがあるものの、
女の子は、3歳と7歳、男の子は3歳と5歳になった年の11月15日前後に、
盛装して両親とともに近所の神社や寺にお参りをする。
そこで、縁起が良いとされる「千歳飴」を買ったりもする。
なにせこの紅白模様の細長い飴を食べると1000歳まで長生きできるのだ。
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子には、健やかに大きくなって欲しいという願い。
いつの時代もきっと同じなのでしょう
子を持たない私でも、
いまあることに感謝するしあわせを