言葉の力。
2020.11.15
「悲しみの秘儀」には、26のエッセイがあり、それぞれに丁寧に引用される名文がある。
こころに留めておきたい言葉があり、
しっかと刻みたくなる言葉があり、
痛感したり、しみじみと共感したり、もっと深く知りたくなったりしています。
哲学者池田晶子「あたりまえなことばかり」より引用された言葉が力強い。
死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、医療ではなくて言葉である。宗教でもなくて、言葉である。
いま安らかに眠る青山霊園には、オブジェのような設計のお墓があると知りました。
著書「残酷人生論」を読んだ衝撃に、ほかの著作を手に取ったことのある方が放つ言葉は、力強い。
言葉の持つ力を信じて、かすかでも力になる言葉を紡ぎたいとおもう