「ほんとの日曜日」Vol.3のリポートです。
2015.05.06
アテンションプリーズ!
読む飛行機「レモンエアライン」のシラスアキコです。
さくらが満開にひらいてくれた4月5日にちようび。
こころがふうわりと軽くなるワークショップ「ほんとの日曜日」が、
大倉山の“ブックアパート”でひらかれました。
本日のゲストは、デザインユニット「二歩」さん。
文字やことばを”素材”にして、
あっ!と驚く仕掛けがきいた絵本やアニメーションなどを
制作されています。
このかたが、二歩の星功基さん。
名字のごとく宇宙レベルに自由な発想の持ち主。
(大学時代にはあのピタゴラスイッチの佐藤雅彦研究室に所属☆)
そして青いシャツのかたが、二歩の西村祐貴さん。
大人も子どもも、一瞬で”子どものこころ”にしてしまう
究極のロマンチスト。
さて。テーマは「ことばの工作〜メッセージがふわりと浮かび上がる
”光のしおり”を作ってみよう。」です。
まずはしおりに使う”紙選び”からスタート。
うつくしい5種類の紙をご用意しました。
うーん、迷うね。
紙の風合い、色、テクスチャー。
光にかざした感じも確認してみて。
(ドレスの生地を選んでるみたいでワクワク!)
紙にはどれも名前がついていて。
例えば”ポルカのトウフ”(ほんとうにお豆腐みたいな白!)や、
”かぐや”は月面のように表面がボコボコしてる〜。
星さんも紙の面白さ、不思議さを語ってくれて。
紙が決まったら、どんなメッセージしようか。
誰に贈ろう。自分へ贈るのもいいし…。
”光のしおり”の仕掛けはとってもシンプル。
しおりは2枚の紙が重なってできています。
まず1枚目の紙の短いメッセージが目に入ってきて、
光にかざすと2枚目の言葉が透けて見えて、
ひとつのメッセージになって浮かび上がってくるんです!
みなさんは大切なひとを 思い浮かべて….。
どんなメッセージだったら、あのひと、うれしいかな。
忙しい日常のなかで、誰かを想って
手作りの言葉をこしらえるって、
なかなかないよね。
文字のならびなど”制約”がある方が、
深い想いをこめられるみたい…これって発見。
「違う種類の紙を重ねても綺麗かもしれませんよ。」
確かにそれもすてき…!
と…なんだろ、この美味しそうな匂い。
もしかして…!
おまちかねの、あゆみ食堂「ほんとのブランチ」!
シェフの大塩あゆみさん、
いつも美味しい時間をありがとうございます。
やさしい味のあったかスープと、サクッと口溶けのいいスコーン。
春という、はじまりの季節に元気がでるなぁ!
みんなでブランチをいただきながら”光のしおり”の発表会。
二歩の星功基さんが、こころを込めて読み上げます。
なるほど!っていうメッセージだったり。
キュンキュン♡きたり….。
ジーーーーンときてしまったり…..。(うるうる)
作品をちらみせ…。ママの想いがつたわってくるなー。
おまじないになりそうな…♡
最後にシラスアキコのレモンエアライン、
書き下ろし「ソラ飛ぶしおり」を朗読させていただきました☆
とてもあたたかで、やさしい時間につつまれて…たのしかった!!
みなさんのこころの奥の方からやってくる、
ほんとの言葉が、じんわりと浮かび上がり、
ゆっくりと私たちの中に染み込んでいきました。
こちらみなさんにおくばりした、
「ほんとの日曜日vol.3」のフライヤー。
Frasco・石黒潤氏のアートワークが心地いい〜!
こちらも光にかざすと”ありがとう”の文字が、記事面に浮かんで!
石黒潤さん、にくい演出です☆
うつくしい紙たちは、
平和紙業株式会社の西谷浩太郎氏にご協力いただきました。
西谷さん、ありがとうございました!
撮影は今回も小黒隆介さん。
いつもワクワクがよみがえってくる写真をありがとうございます!
そして実はブックアパートの営業が4月22日をもって終了。
(三田修平さん、すてきなスペースをありがとうございました!)
次の会からは、新しい固定店舗『三田商店』で、開催させていただきます!
次回の「ほんとの日曜日」Vol.4は、2015年7月5日(日)。
ゲストはミュージシャンで俳優の「小木戸利光」さんを予定しています!
それでは、いつかの、ほんとの、本との日曜日にお会いしましょう!!
シラスアキコ
◎「ほんとの日曜日」は、手作りのイベントです。
”お肌とこころの休憩所”である「美肌室ソラ」の空気を、
ポケットの中に持ち歩けたら…。そんな想いで生まれた読む飛行機
「レモンエアライン」が、今度は本を飛びだして、ここブックアパートで
「ほんとの日曜日」という時間を生み出します。
”こころがふうわり”の連鎖がどうか叶いますように。