鈴木康広氏「2014毎日デザイン賞祝賀会」リポートです。
2015.05.10
アテンションプリーズ!
レモンエアラインのシラスアキコです。
いつもレモンエアラインで旅をご一緒していただき、
ありがとうございます。
今日はアーティスト鈴木康広さんが受賞された
”2014 毎日デザイン賞”の祝賀会の模様を
リポートさせていただきます!
鈴木康広さんといえば、書籍「レモンエアライン」に
パラパラ漫画を描き下ろしてくださったかた!
鈴木さんの宇宙と、レモンエアラインの文字が、ふわりと浮かび上が
る、という化学反応が生まれました。
祝賀会は、2015年5月8日(金)表参道にある「CAY」で。
鈴木康広さんは「空気の人」と一緒に登場…..!!!
会場がどっとわきます。
空気の人。ヘリウムガスで空中に浮かぶ人、です。
羽田空港では全長12メートルの空気の人を浮かべました。
鈴木康広さんの作品には「見立て」があります。そこにあるものを見ていながら、全く異質なものをつなげる強烈な瞬間。そうしてものごとの「本質」を一瞬でいいあてる。
りんごのけん玉。
ファスナーの船。
そして会場に用意されたケータリングも、鈴木さんの「見立て」がきいていて。すべてが「まるい地球」をイメージ。
まるい地球は、とても美味しかった!
NHKの番組「デジスタ」でナビゲーターをされていた、NHK解説委員の中谷日出さんが司会を。女優の緒川たまきさんも駆けつけて、14年前の鈴木康広さんの映像を見て盛り上がりました。
14年前の鈴木さん…でも、あまり変わっていない?!
アートディレクターの浅葉克己さん登場。「鈴木康広という名前を、鈴木アンディに変えなさい!」(アンディ・ウォーホールからきている)という浅葉さんの指示(?)により、一日だけ名前を変えたというエピソードも面白かった!
たくさんの方々が集まって、自由な空気に満ちていて。
鈴木康広さんの受賞をこころから祝福する
”ポジティブなLOVE”みたいなものを感じた。
ときおり舞台前に置かれた小型「遊具の透視法」を、手動で回しにくる鈴木さん。
「遊具の透視法」。この作品、好きなんですよー。ここにいて、ここじゃないどこかにいる感じ。グローブジャングルで遊ぶ子どもたちの様子、はしゃぎ声が、立体で生々しく浮かび上がる。
最後の鈴木康広さんのごあいさつ。感謝のことばをおっしゃっていました。ものすごく「見ること」そして「考え抜くこと」をされてきたんだなーとあらためて感じました。
記念撮影もさせていただきました☆
人の頭のなかって、覗くことができない。当然、想像している風景も、見ることができない。でも、鈴木康広さんの作品は、彼の頭の中身を、カタチにして、大勢の人と一緒に見ることができる。共有することができる。それが凄い。嬉しい。鈴木康広さんは、砂遊びに夢中になる子どもの目を持ちながら、その目で見えたものを極めて正確に繊細に伝える極めてプロフェッショナルな技術がある。だから”近所の地球”に一瞬で一緒にいけるんだ。….わたしもがんばろう☆
*作品の写真は鈴木康広さんのHPから抜粋させていただきました。
http://www.mabataki.com/