掌で結ぶ。
2015.03.10
ソラからちょうどいい散歩コースの先には、
「おむすびまるさんかく」さんがございます。
そこでいただくおむすびが、
ときどき無性に食べたくなって
今日みたいなお天気の日は
ついつい足がそちらへ向くのです。
店主の大倉千枝子さんのむすぶ、
ころんとまあるいおむすびも、
俵型のおむすびも、
なじみある三角のおむすびも
全部手のひらの掌で結ばれて。
ふっくら炊きあがったごはんで結ぶ、その容子や、その具材たちのことを想うと
とてもとても大きなものに包まれるような
幸福感を味わえるのです。
子どものころ、周りの大人たちによく言われたことを思い出します。
どんなところにも神さまがいらっしゃるんだと。
天井裏にも、お台所にも、水洗所にも
暗闇にも、水にも、火にも
八百万の神さまが、見守っていてくださるんだよ。
なんだか、話が逸れてしまいましたね。
掌のぬくもりは、
見守ってくださる神さまのありがたさかな。
写真は、おむすびまるさんかくさんのブログより。