1/fのゆらぎは、さざ波のように。
2016.02.22
昨夜は、vol.32「白い和菓子のフルコースと、その余韻。」の日でございました。
作家の方同士も今回がはじめての顔合わせ、
口に入れた途端に消えていく和菓子と、耳にしたその場から過ぎていく音楽。
日暮れから日没にかけてのヒカリと、ろうそくの灯。
予行練習をして臨むことのできない企画だからこそ
まさにそこにいるすべてのひとが、
一期一会のライブを味わうために集まってくださったのだと思います。
お運びくださいましたみなさまへ、ほんとうにありがとうございました。
目に見えているものだけがすべてでは無くて
その温度も、湿度も、においも漂う空気もすべて
ひとは五感をもって生きているということ。
ときどきは、目を閉じて
心の底から湧き上がる声に
耳を傾けてみるのもいいな。
ろうそくの灯が、まるでさざ波のように繰り返す。