ソラのSNS
2018.04.02
4月の詩のカードは、種田山頭火の一句でございました。
裏面は、淡いピンクの桜色。
わたし自身も、それを受け取ったとき
「あ」と小さく声が出たほどうれしくて
ちょうど街に咲くさくらが、いつもより美しくみえました。
種田山頭火
大正から昭和を生きた俳人。
季語や五七五という俳句の約束事を無視し、自身のリズム感を重んじる自由律俳句を詠む。
酒を飲み、暮しを友人たちに助けられ
57歳の生涯を閉じたひと。
いつとなくさくらが咲いて逢うてはわかれる 種田山頭火