昨夜、3年ぶりの村上春樹さんの新作が発売されました。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

書店では、深夜に長い列ができたそうです。

 

こうして、待ち焦がれて

我先にと手に入れてでも

吸収したいと思うもの。

そのパワー（影響力とも言うのかしら）に圧倒されます。

 

さて、ソラはどうでしょう。

ソラは、ベッド2台の小さなお店です。

とてもたくさんの方には、ご満足いただけるスペースは

ございません。

 

お客さまは、そのとき、

窓の外の陽射しや風や鳥のさえずり

やわらかい生成りのタオルケットに包まれて

ふっくらした手のひらで包むように

肩の力をほどいてゆったりとした

トリートメントをお受けになります。

 

そう、たくさんではありませんが

誰かのこころには、うーーんと

沁みるものになれたらいいな。