日本民藝館で、アイヌ美しき手仕事展を観てまいりました。
古くは1941年に第一回目のアイヌ展を開催していたその場所は、
磨き上げられた床板を、シューズカバーを覆った靴でゆるりと踏みしめ進みます。
長い冬の間かけて、暖を取りながら一針一針していたのだろうか
一着を仕立てるために費やした時間を、つい考えてしまう。
いまはなんでもスピードを競うようになっていて
たまに、こういう手仕事を観て、我がふり直してみたいもの。
庭にある大樹に、紅葉しているものもあり
季節の移り変わりも感じつつ、日曜日が過ぎていきました。
