映画館で、優れた音響のなか広い暗転空間に置かれると、

一気に目の前のでっかいスクリーンに没入できる。

まず、それがいい。

 

朝の情報番組でみた作品紹介に感化された夫に勧められて

吉岡里帆さん主演の「ハケンアニメ」を観てまいりました。

 

子どもの頃のことを思い出しました。

夕方の放送時間になると、妹たちとテレビの前に並んで一緒にみたアニメ。

「トムとジェリー」が大好きでした。

 

その当時は、番組を録画することはできませんでしたし、

姉妹で観たい番組が違うということもありませんので、

観たい番組以外の放送を意識することはありませんでしたが

いま思うと、その時間には、いくつもの番組がひしめいていたのです。

 

アニメ番組を見て、想像がぐんと広がること。

家と学校の往復だけじゃない、もっと広い世界があることを想う。

魔法という言葉を知り、魔法があったらどうしたいか自分で考えるのもまた

 

子どもの頃の夢を思い出せるような、とてもいい作品でした。