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「同志少女よ、敵を撃て」

2023.01.24

著者 逢坂冬馬さん初めての小説「同志少女よ、敵を撃て」を読みました。

1985年生まれ、明治学院大学国際学部国際学科卒。

本書で、第十一回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー。埼玉県在住。と、本の見返しにありました。

デュー作にこんなにも圧倒的な筆力を感じたのは、宇佐美りん著「かか」以来です。

 

―第二次世界大戦の「独ソ戦」を舞台にした小説で、実在した女性だけの狙撃訓練学校と部隊を描く。

選考委員が全員最高点を付けたのは、アガサ・クリスティー賞史上初めてである。(選評より抜粋)

Audibleで聴いた夫に薦められて読んだ久しぶりの長編は、

いまも続くロシアによる侵攻を想うと、

容易に言葉にすることは困難な題材ですが、

それでも読んでよかったと心底思える作品でした。ソラの本棚にあります。