感覚で観る、鈴木康広展「近所の地球」。
2014.08.13
上野駅でスーパーひたちに乗り、
昨日はじめて水戸の地を踏みました。
鈴木康広展「近所の地球」を観るための小旅行。
「景色の万華鏡」「ファスナーの船」「水の切り株」「まばたきの葉」「上/下」‥
こんなにもたくさんの作品を一度に眺められる幸運に酔いながら
独りぐるぐると会場内を歩いていました。
途中、研究室を再現された空間を眺めているとき、
ご本人が現れたのです。
アシスタントの方と、メンテナンスをされているとのこと、
やわらかい笑顔で「お久しぶりです。」と声をかけてくださいました。
鈴木康広さんと言えば、ボーダーの長袖Tシャツ。
昨日も、その出で立ちで軽やかに場内を行き来されて。
わたしは、大好きな作品
「水平線を描く鉛筆」へと向かいました。
どこにでもありそうなモノを
ひょいと軽やかに〝見立て〟る発想。
それに、心が解放されるような爽快感を覚えます。
今朝まで見えていた街と
まったく違う街へ帰るよう。
満たされている今に感謝して、
帰り道さえ輝いてみえました。
10/19(日)まで開催されています。
(写真は、手描きの案内図など)