ことばで遊ぶ、雨の季節に。
2014.06.02
回文。
ことば遊びのひとつ、
前から読んでも、後ろから読んでも同じ音の文。
福田尚代さんは、
いまを生きる作家として
いくつかの回文の本を出版される方。
ヒロイヨミ社 山元伸子さんが拾い集めた雨の言葉(詩)の中に、
福田尚代さんの作品を見つけました。
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『福田尚代初期回文集』より
福田尚代
罪 ひとめ会うまで此処で舞う。雨と秘密
(つみ ひとめあうまでここでまう あめとひみつ)
・・・・・
頭の中で繰り返し言ってみる・・・
何回読んでもそのことばは途切れることなく
クルクルとまるで回転するように続きます。
ことばで遊ぶことに
憑りつかれているかのようでもあり、
降り続く雨のように絶え間なく思える不思議。
雨の季節のワークショップ、
6月15日(日)に開きます。
お席、まだすこしございます。
みなさまからのお申込みをお待ちしています。
vol.16 「雨のヒロイヨミと、雨のドローイングが染みこむ日曜日。」
写真はネットより