「ヴィンセントが教えてくれたこと」
2015.09.06
ビル・マーレイと言えば、
「ロスト・イン・トランスレーション(2004公開)」でしょうか。
もちろん、そのほかにもたくさんの名作に出演されている名優ですが、
久しぶりにアメリカ映画を観るために劇場へ足を運びました。
〝ひねくれジジイといじめられっ子少年との異色の友情物語〟
どんな時にもユーモアを忘れない、ビル・マーレイ扮するヴィンセントに救われて
何度も吹き出しそうになり、何度も涙がこぼれます。
ひとりひとりの境遇は、
決して手放しで幸運な人生だと言えるものではないけれど
それぞれの事情を肌感覚で理解して、
傷をなめ合うのではなく、
なにもかもを大きく包み込むようにして生きている。
大好きな作品になりました。