「フェルメールとレンブラント」。
2016.03.24
六本木ヒルズ、森アーツセンターギャラリーで開催中の
「フェルメールとレンブラント」を観てまいりました。
国内初の公開となる、
フェルメールの《水差しを持つ女》とレンブラントの《ベローナ》は、
人垣ができて熱心に見入るひとたちでいっぱいに。
いまから3-400年前の、ひとびとの暮らしや好奇心の向くところ
17世紀のオランダの栄華を絵画で知る、壮大な絵画展でございます。
当時のファッションや、食生活、もっとも栄えた産業など
一枚の絵の中に込められているもののなんと多いことでしょう。
大事そうに分厚い本を読む老婆は、
白地に紅のストライプの大きなスカーフらしい布をまとっていました。
400年後の未来に生きるひとびとには、
いまのわたしたちの暮らしがどう映るのか。
ぼんやり思いながら、光と影の色彩を眺めていました。
3月31日(木)まで開催中です。