ひとりでものを読む時間。
2017.03.19
ひとりで過ごす場所
ほかの音が入ってこない場所
なかなか無いものでございます。
マンション住まいでは、書斎を持つことも叶わないわけで
やはりトイレが、一番ひとりでものを読み
ほんの数分、静かにものを考えるところとなりました。
このところ、毎月の詩のカードや、
詩と音楽の会で功刀貴子さんがまとめてくださるプリントを
壁にとめては眺めています。
そんな中、亡き祖父が永観堂で管長をさせていただいていたころの
プリントを一日一枚づつ貼り換えていて。
齢50といえば天命を知るはずだったのに、
くよくよすること数知れず
自戒の念をこめて、今日しばらくはこのことばを噛みしめていく。
―
明日死ぬということがあるからこそ
今日ほんとうに 生きねばならぬ
―
写真は、永観堂近景、白木蓮より。