大きな影響を受けた一本。
2017.08.27
昨日していたおしゃべりの中で、
次回の映画サロンのテーマについて話していたのが
一晩たったいまも頭に残っています。
キノ・イグルー有坂塁さんをお招きする映画サロン。
“大きな影響を受けた一本”について語り合う夜。
そのテーマを目にした瞬間から、時折りこうしておもいを馳せる。
映画を観て、人生が変わったわけでもないし
観た映画をきっかけに、いまの私があるとも思っていないから
大きな影響を受けた一本を、なかなかどうして決められません。
でも、「あゝこういう考え方があるんだ」という気づきは、これまでにもいくつかありました。
そのとき、大人たちが大真面目になって取り組んだ一本の作品は、
まぎれもなくその時代を映していた。
この作品も、そのひとつです。
2000年公開の「ペイ・フォワード」
ひとりの少年のアイデアが、世界を変える。
『ディープ・インパクト』ミミ・レダー監督。
11歳の少年トレバーは、社会科の授業中、担任のシモネット先生から「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と問い掛けられる。悩んだ末にトレバーはあるアイデアを思いつく。それは”ペイ・フォワード”。他人から受けた厚意をその人に返すのではなく、まわりにいる別の人へと贈っていく…という奇想天外なアイデアだった。やがて、少年の考えたユニークなアイデアが広がり、心に傷を負った大人たちの心を癒していく…。
(なにかしたいと思ったら、それが無理だとわかっていても。諦めてはいけないことがある。)
映画サロンで、心ゆくまでお話されてみませんか。
9月6日(水)19時~conalogue竹内よしこさん特製の
焼きたてパンとスープをご用意してお待ち申し上げます。