ソラの
SNS

「もう すんだとすれば」

2017.08.05 Saturday

もう すんだとすれば  まどみちお作

 

もうすんだとすれば これからなのだ

あんらくなことが 苦しいのだ

暗いからこそ 明るいのだ

なんにも無いから すべてが有るのだ

見ているのは 見ていないのだ

分かっているのは 分かっていないのだ

押されているので 押しているのだ

落ちていきながら 昇っていくのだ

遅れすぎて 進んでいるのだ

 

一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ

やかましいから 静かなのだ

黙っている方が しゃべっているのだ

笑っているだけ 泣いているのだ

ほめていたら けなしているのだ

うそつきは まあ正直者だ

おくびょう者ほど 勇ましいのだ

利口にかぎって バカなのだ

生まれてくることは 死んでいくことだ

なんでもないことが 大変なことなのだ

*****

ときどきこうして、詩を読むと

ことばには計り知れないチカラがあると気が付けます。

 

蝉がよく鳴いています。

 

新しい一日がはじまりました。

ルビーのように深く紅く。

2017.08.04 Friday

おむすびまるさんかくさんより、

ことしの“赤しそルビー”を分けていただきました。

 

本日より、お客さまにもお召し上がりいただけます。

トリートメント終了後の一服に、

冷やした炭酸水で割った赤しそルビーをぜひどうぞ。

 

ほんのりきいた酸味と、氷砂糖のまるみを帯びたやさしい甘さ

汗をかいてたことさえも、すーっと忘れさせてくれそうな

疲れも消えていく清涼感でございます。

 

週末から、またじりじりと厳しい暑さが戻る予報。

適度に水分をお摂りになられ、どうぞお元気でお過ごしください。

 

“赤しそルビー”

おむすびまるさんかくさんにてご購入いただけます。

大 500ml 3,700円(税込)

小 200ml 2,300円(税込)

富谷昌子写真展「帰途」へ。

2017.08.03 Thursday

恵比寿POSTにて開催中の、富谷昌子写真展「帰途」へ行ってまいりました。

ご縁は、“声の融け合う瞬間に。珈琲付き朝の歌じかん”に、

いらしてくださったことから始まります。

 

ふるさと青森で3年かけて撮りためた作品を、一冊の写真集に仕上げられました。

アメリカ在住の日本人画家による描き下ろしの表紙絵が、

コントラストになって素晴らしい装丁。

 

穂先を輝かせて揺れるススキ

しなだれるヒマワリ

雪に立つ女性

等など

 

風や光や風景や

そこにあるすべてが揃った一瞬を切り取った作品が20点。

空間をぐるりと囲むように展示されています。

 

そして、編集された写真集は

その瞳が何を考えているのか―

正面を見据えた女性をめくるたびに、

自分自身を見つめているような錯覚になる。

 

何度でも、いつまでもみていたいと思う写真がありました。

 

http://post-books.info/news/

POST  東京都渋谷区恵比寿南2-10-3

8月13日(日)まで

 

「君の膵臓をたべたい」

2017.08.02 Wednesday

膵臓

食べた食物を消化し、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという、2つの働きを調節する役割。膵臓の機能がうまく働かないと、各細胞に栄養が供給されず、エネルギーが産生できなくなる。

 

日ごろ意識したことは一度もありませんでしたが

これに目をつけた作者をただただ凄いと感動してます。

 

「君の膵臓をたべたい」

 

公開中の映画を鑑賞いたしました。

浜辺美波さん、北村匠海さんという主役の若いふたりを、はじめてみます。

 

絵に描いたような理想の高校生を演じていました。

高校生らしくて、高校生ならそうする、そうしてほしいっていうところまで

ぜーんぶひっくるめてきゅんとするシーンの連続で。

 

我ながら、なんでこんなに泣いてるんだろうというほど

ハンカチを濡らしていた。

 

明日はどうなるかわからない。

頭ではわかっているつもりでも、いつもの繰り返しでしょって

どこかで高を括ってる自分。

ほんとうはそうじゃないのに、それを表現できない自分。

 

思春期の自分は、まさしく僕でした。

 

 

↑ page top