ソラの
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「かもめ食堂」みたいって。

2014.05.31 Saturday

トリートメント終了後のティタイムでのこと。

昨日、はじめてソラにいらしてくださいましたお客さまが、

わたしたちと このソラは、「かもめ食堂」みたいだと

言ってくださいました。

 

「かもめ食堂」は、2006年の春に公開れた映画。

遠いフィンランドの風景がなにもかも鮮やかに見えて、

市場でのお買い物も、

その日の空も、

ふと見る湖も

そこで織りなす3人の日本人女性の

異国でのちょっぴりおかしな日々が描かれて

その空気感に魅了された大好きな作品です。

 

主人公の営む食堂で出されるお料理の数々が

まるで主役みたいに目立っているのが

当時まだ珍しくて

フードスタイリストというお仕事の存在も

そのころからぼんやりと意識し出したような気がします。

飯島奈美さんの作り出す一皿一皿が

家庭的に見えるんだけど

でもやっぱりプロのお料理だと

感じさせる色使いや、フォルムでした。

 

サチエ役 小林聡美さん

ミドリ役 片桐はいりさん

マサコ役 もたいまさこさん

 

遠いフィンランドにあるおにぎりをメインにした「かもめ食堂」へ、

サウンドドラックCDをかけながら

そのときの気分を思い出しています。

 

あゝ、「かもめ食堂」みたいって うれしいな。

20140531

 

 

シュワーっと喉を潤す酵素ジュース。

2014.05.30 Friday

赤坂見附駅から徒歩10分にある

食にまつわる本の専門店「COOK COOP BOOK」さん、

レモンエアラインの出版前から、声をかけてくださった

ブックディレクター鈴木めぐみさんに会いに

とことことこ。

 

先日も、例外なく暑さの厳しい日でしたから

お店に着くやいなや

すぐさま、特製酵素ジュースをいただきました。

その日は、夏みかんの酵素ジュース。

杉本雅代著「手作りの酵素シロップ」のレシピで、

店長さんが毎日手作りされているそう。

 

シロップをサイダーで割って

氷を浮かべたそのジュースを

ごくごくと喉を鳴らすように

あっという間に飲み干してしまいました。

 

広々とした店内には、

ゆったりとくつろげるテーブルセットも

りっぱなオーブンのあるキッチンスタジオも

もちろん、セレクトされた本もずらり。

カウンターには、〝レモンエアライン〟がちょこんと並んで。

 

COOK COOP BOOK.

紀尾井町の青々とした街路樹を背景に、

お気に入りのおいしい本を見つけられます。

 

写真は、COOK COOP BOOKさんのサイトから。

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クウネルの山本祐布子さん。

2014.05.29 Thursday

発売中の雑誌「クウネル」の特集は、

〝料理上手の台所〟。

 

その最初に、山本祐布子さんのおうちの台所が

載っていました。

 

見開きには、扉を開け放した吊戸棚。

よく使い込まれてきれいに磨かれた大小のお鍋や

ボール、数々のタッパーウェアなどが

きちんときれいに整理整頓されています。

 

お掃除の行き届いたぴかぴかのタイル床も、

風通しの良さそうな、窓で揺れるカーテンも

その台所は、たくさんの色で溢れかえることなく

ほんのりとクリームがかった白の印象。

 

3歳の美糸ちゃんは、祐布子さんの姿が見えないとき

まずはじめに台所を覘くというエピソードが微笑ましくて。

 

ブログでは、ときどきそのときのお食事風景や

メニューを載せていらっしゃるから

あゝ美味しそうだなぁ

美しいなぁと憧れています。

 

そう、9月のソラのワークショップでは、

山本祐布子さんとしおいりあさこさんをお招きするのです。

あゝ、いろんなおはなし聞きたいなぁ。

20140529

 

 

 

 

 

 

プラクティス・デイ/レモンエアライン0528便

2014.05.28 Wednesday

あたまの中で考え過ぎると、

それがいいのか、わるいのか、

すきなのか、きらいなのか、

わからなくなってくる。

 

そんな時は「練習」だとおもって、

とりあえず一歩を前に出してみる。

 

すると不思議。

次の一歩もふわりと前に出てくる。

 

「練習」はいつだって、

あなたの味方。

「練習」はチカラを抜いてくれる、

たよれる相棒。

 

「本番」と「練習」は、

淡いグラデーションでつながっていた。

 

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◎レモンエアラインが本になりました。

コチラのスペシャルサイトもごらんくださいませ。http://lemonairline.com/

シラスアキコ(文筆家)

クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の

コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。

「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、

企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、

広告制作、ラジオCMなどを手がける。

60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。

 

*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。

こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*

レモンエアライン/ロゴ

 

 

風に揺れるカーテンと本。

2014.05.28 Wednesday

昨日、打ち合わせのため、大倉山のブックアパートさんへ

とことことこ。

 

建築ユニットSANAAの妹尾和世さん設計のアパートは、

屋上の中庭から眺める空の風景や

風に揺れるカーテン

ソファに深く腰を下ろしてみる窓の外

天井までそびえるびっしりの本棚と

小さなキッチンや

リビングルームもある住んでいるようなしつらいです。

 

誰か、ともだちの部屋に遊びに来てるみたいに

落ち着くんです。

シラスアキコさんとふたり

すっかりくつろいで。

 

その場所だから、

打ち合わせしていても

気持ちがとても穏やかになれて

出てくることばも素直なの。

 

不思議だなぁ。

ひとは、その環境にとても大きく影響される。

 

風に揺れるカーテンのある

ブックアパートは

いい。

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どの道を行っても同じと、インディアンがつぶやいた。

2014.05.27 Tuesday

山田稔明・作詞作曲 「新しい青の時代

のアルバムにある最初の曲がいいな。

 

〝どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと〟

 

(ここにその歌詞をすこし引用)

 

・・・・・・

どこへ向かうかを知らないなら

どの道を行っても同じこと

150年前のインディアンのつぶやきを

僕が今 繰り返しただけ

言葉にすると薄っぺらいから

音符を並べて歌を歌うんだろう?

ありふれた台詞とため息と相槌を

パラフレーズして組み合わせただけ

・・・・・

 

そうね。

未来のことは、まったく予測がつかないもの。

いつどんなことが起きるかとか

ひと月先のお天気とか

今日これからどんな出会いがあるかとか

だから、

どの道に行こうかって迷ったら

こころの声に耳をすませてみよう。

 

ま、インディアン曰く、どの道も同じなんですけれど。

同じっていうのは、

行く道を比べて同じだったねと言うのではなくて、

そのひとの生きる道はひとつしかないってこと。

 

いまこうして生きている、

ありがとう。

20140527

 

映画を観た後に。

2014.05.26 Monday

石井裕也監督作品「ぼくたちの家族」を、

鑑てまいりました。

 

劇団ひとり監督作品「晴天の霹靂」と、

どちらにしようか迷ったけれど

昨日は、この作品を選びました。

 

映画は、夫とふたりで観ることが多いです。

映画を観た後に、

劇場近くのレストランで

その作品についてどう感じたか

おしゃべりするのがたのしくて。

 

石井裕也監督の作品は、

わたしはこれがはじめてでした。

 

出演者のセリフが

説明的なことばでなくて、

会話になっていたのが、すごいなぁって。

出演者みなさんのお芝居に心奪われて

あのシーンよかったねぇと

思い出せるところがいくつもあります。

 

兄役の妻夫木聡さんと、弟役の池松壮亮さんが

近くの高台へ走っていくまでのシーンが印象的です。

きょうだいっていいなぁと。

 

わたしには、妹がふたり。

年子の三姉妹なので

子どものころは、毎日一緒に遊んでいました。

 

そしていま、久しぶりにそのころのアルバムを引っ張り出して

眺めています。

 

映画は、

それを観た後に動く心の変化が

いいなと思います。

 

写真は、「ぼくたちの家族」サイトより。

写真 (8)

 

 

笑うおまじない。

2014.05.25 Sunday

こちらは、オズマガジン「イゴコチいいところ」号に

掲載していただいたスナップ写真。

やや不鮮明なのは、雑誌をスマホで接写しているから、

お見苦しくてすみません。

 

わたしたち三人が、大笑いしています。

 

この日、もういまからちょうど一年前の初夏の日に

していただいて取材でのひとときは、

ほんとうに、始終こうして笑っておりました。

 

いろんな笑いがあるでしょう。

会話の中で生まれた笑い。

相手のしぐさや、自分のちょっとしたことがおかしくなって笑ったり、

テレビや映画を観て笑う。

 

笑ってるときは、

あゝリラックスできてるんだなぁと感じます。

 

笑うおまじない。

緊張の糸を、ふっとほぐすちょっとしたこと。

 

今日は、どんなとき笑うかな。

 

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ご予約確定のメールがエラーで。

2014.05.24 Saturday

5月31日(土)16時~のお時間を第一希望に

ご予約お申込みくださいましたHさま。

 

ご予約確定のご連絡メールがエラーで

戻ってきてしまいました。

 

そのお日にちは、16時30分~承れます。

今一度、

受信可能なアドレスをこちらまでご一報いただけますでしょうか。

contact@bihadasora.com

 

・・・・・

ソラは、ご予約くださいましたみなさまへ、

ご予約確定のメールをかならずお返しさせていただいております。

みなさまにはたいへんお手数ではございますが、

ぜひどうぞ、@bihadasora.com からのメールを受信できるように

ご設定のほどお願い申し上げます。

〝クラヤミラムプ〟というヒカリ。

2014.05.24 Saturday

高円寺駅の商店街をちょっと抜けた路地に、

そのお店IONIO&ETNAは、ひっそりとあります。

狩野岳朗さんが運営される古道具などを扱うお店。

 

そこにある〝クラヤミラムプ〟に惹かれました。

きっとそれは、明りを灯すというより

暗闇を感じるヒカリ。

夜空に瞬く六等星のように

ひとの目でようやく見つける小さな瞬き。

 

使われなくなった廃材などで

手作りされるその小さなヒカリは、

それがあることと

それを灯すことが出来るということで

眺めていられる不思議なモノ。

 

実は、大通りから少し入った住宅地にあるソラは、

日が暮れると とっぷり闇夜に包まれます。

四方を囲む大きな窓を覆う暗闇に

まるでソラが浮いているように感じたり。

 

窓に顔を近づけて空を眺めたとき

ふと月が青く照らしていたり

小さく星が瞬いていたり

小鳥たちの声も無い夜に

うっすらと流す音楽だけが音になっている。

 

一日は、朝が来て、昼を迎えて夜になる。

 

あゝ、夜が待ち遠しくなるような

クラヤミラムプ、いいな。

写真は、IONIO&ETNAのサイトより。

20140524

 

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