ソラの
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海泥パックで、すっきりリセット。

2014.06.30 Monday

梅雨空が長く続いています。

どうもカラダが重いような

寝ても疲れがとれないような

体調がぱっとしない日はございませんか。

 

そんなときは、

海泥パックのオプションをお薦めしています。

脊柱に沿って

海泥パックをたっぷり敷き詰めたガーゼの上に

しばし横になっておやすみください。

 

じわじわと自己発熱する海泥パックが

強い冷房で冷えたカラダをじんわり温めながら

コリをほぐして、

自律神経のバランスを整える働きをしてくれます。

 

代謝を上げて、

老廃物の排出を促す働きもしてくれる

海泥パック。

 

トリートメント終了後、

お肌はしっとりもっちりと潤って、

アタマもカラダもすっきりとした目覚めのような感覚を。

 

もう、7月を迎えます。

この夏を元気に乗り越えるために、

ときどきカラダのリセットはいかがでしょう。

 

みなさまのご予約をお待ちしております。

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拾い読みというたのしみ。

2014.06.29 Sunday

夏目漱石作「草枕」は

読みかけのまま棚にしまって、

いまは、岡潔著「春宵十話」を読んでます。

 

いつかもう一度、「草枕」に向き合いたいな。

何といっても冒頭がいいから。

 

・・・・・

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。

情に掉させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。

どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。

 

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。

やはり向こう三軒両隣りにちらちらするただの人である。

・・・・

 

そして、岡潔著「春宵十話」に書かれた夏目漱石談も良い。

 

・・・・・

漱石といえばまた、朝日新聞に入社した当初だったと思うが、

次のように獅子吼したことを思い出す。

「自分の小説は少なくとも諸君の家庭に悪趣味を持ちこむことだけはしない」

・・・・・

 

この後には、岡潔氏の私見が綴られているのですが、

この弁明がとくに印象に残っています。

さっぱりと大変に潔くて、

ほんとうに清々とした気分になったのです。

 

こうして、本と本の間を行き来しながら

ゆるりと読むのが心地よくて。

 

拾い読みのたのしさを

教えてくださった山元伸子さんに、

心から感謝しています。

20140629

 

今秋に、新しいことをはじめます。

2014.06.28 Saturday

レモンエアラインを、毎週水曜日に送り出してくださるシラスアキコさん。

そのシラスアキコさんと一緒に、

いませっせと準備していることがございます。

 

水曜日に新しいストーリーを読むことはそのままに、

この秋に、レモンエアラインが新しいことをはじめます。

 

いま、すこしずつそれがカタチになろうとしているところ。

かかわってくださるみなさまと一緒に、

よろこんでいただけるものに出来たらいいな。

 

夏が終わる頃、みなさまにお知らせできると存じます。

 

ソラを飛び出していくレモンエアラインを

どうぞアタマの片隅に置いて

これからも見守っていただけましたら。

20140114

「30 ice creames」が運んでくれた風。

2014.06.27 Friday

30 ice creames.

山本祐布子さんが、江口宏志さんと制作された

30種類のアイスクリームで描かれた写真集。

くるみの木、30周年をお祝いして手作りされたそう。

 

昨日、ソラに届きました。

封筒からそれを出したとき、

鮮やかな色とりどりのアイスクリームが

祐布子さんのドローイングにのって軽やかで

すーっと心地よい風が通り過ぎていったよう。

 

中に、レシピも入っているから

あ、これならわたしでも作れそうと嬉しくもなり。

 

いつもの祐布子さんらしいレシピです。

 

主役とおおまかな作り方が書かれているだけ

分量や、そのほかにあるといいような脇役や道具の類は

想像上で調理をするほかありません(笑)。

 

でも、母に教わったお料理って

だいたいそんな感じでしたからへっちゃらです。

何度も作って、その味をカラダで覚えていく

一緒に、台所に立った時間が宝もの。

 

funny upで発売されています。

ぜひ、お手にとってご覧ください。

20140627

Swimmieという名のハンカチ。

2014.06.26 Thursday

女の子のハンカチブランド〝Swimmie〟の、

デビューイベントが世田谷ものづくり学校の一角ではじまりました。

ito*melほか、

12名の作家たちがその世界をひろげています。

 

初日の昨日、とことこでかけて参りました。

 

天井から、吊るされたハンカチの数々

四角や、丸。

大判のものや、

ハンカチーフにふさわしい小ぶりのものまで。

表現される世界に寄り添ったカタチで展開されています。

 

それらは、

ファッションのアクセントとして使ったり

贈りものを包んだり

バッグにしのばせたり

たいせつな方へのプレゼントにしたり

 

12名の作家たちのそれぞれの世界の数だけ

たくさんの使い方がありそうな。

 

わたしは、在本彌生さんのひとつを

持ち帰りました。

 

6/28(土)まで開催されています。

20140626

にんげんカメラ/レモンエアライン0625便

2014.06.25 Wednesday

こころのレンズを、

 

ぐーっとジブンが心地よい部分にピントを合わせてみよう。

 

どんよりと重苦しかった世界に、

 

キラキラと輝くまばゆい粒子が浮かび上がってくる。

 

恵まれている今のジブンが、突然クリアに見えてくる。

 

 

こころのレンズを、

 

ぐーっと宇宙まで引いて望遠でジブンを覗いてみよう。

 

しりもちついたり、駆け出したり、うなだれている姿が、

 

健気で愛おしくなってくる。

 

ちょっと愉快な気分になってくる。

 

 

にんげんのレンズは自由自在。

 

時にはソフトフォーカスに設定して、

 

ふんわりとやり過ごせる機能もついている。

 

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◎レモンエアラインが本になりました。

コチラのスペシャルサイトもごらんくださいませ。http://lemonairline.com/

シラスアキコ(文筆家)

クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の

コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。

「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、

企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、

広告制作、ラジオCMなどを手がける。

60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。

 

*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。

こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*

レモンエアライン/ロゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

線香花火と夏の夜。

2014.06.25 Wednesday

夏至を通り過ぎ、

急な雷雨や大雨など、とかく空模様が変わりやすい頃。

もうすぐ明ける梅雨空を眺めながら

向かう夏に、何をしようかと思いを巡らせるのもいいものです。

 

その気分をちょっぴり盛り上げることができるといいな、と

本日より、トリートメント終了後、

こちらの線香花火をおひとつ差し上げます。

 

儚い花火のある

夏の夕涼みはいかがでしょう。

 

こちらは、お客さまに教えていただいたお店

カタカナ自由が丘店にて購入いたしました。

 

日本のいいもの、懐かしいモノが揃ったかわいい雑貨屋さん

見ていて飽きないいい品揃えです。

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アートを身に着けるたのしさ。

2014.06.24 Tuesday

昨日から、原宿THE TERMINAL 1Fではじまった「berg van sneeuw」。

画家 狩野岳朗さんと、アパレルブランド〝sneeuw〟との共同展示会に

とことことこ。

 

狩野岳朗さんの絵でおこされた新しい生地や、布が

sneeuw雪浦聖子さんのデザインで展開される

ユニセックスな洋服の数々。

 

そのはじめての試みが

見る者のこころを躍らせます。

 

前後ろどちらでも自由に着られるトップスや、

スカートにも幅広なパンツにも見えるユニセックスなキュロットの即売。

ジャガード織のワンピースやロングコートの受注もあって。

 

わたしは、大判のハンカチを一枚、

お気に入りの絵のものをいただきました。

てふてふさんの特製サブレをおみやげに、

さっそくヘアターバン代わりにして

会場を出たのです。

 

アートを身に着けるたのしさが

なんともいい気分にしてくれました。

 

6月30日(月)まで開催されています。

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読書が、近道だといいな。

2014.06.23 Monday

本は、詠み始めると習慣になり

それが連想ゲームのように続きます。

 

ここ最近の読書歴

お客さまから差し入れていただいた〝食〟にまつわるふたつの物語。

志村志保子著 「リボンマスコットコミックス・女の子の食卓」

高田郁著 「みをつくし料理帖 八朔の雪」

(食べることが愛おしくなりました)

 

ワークショップの企画資料として。

佐藤雅彦著 「考えの整頓」

佐藤雅彦著 「クリック」

(視点を変えてみることができたらいいなと思いました)

 

小川洋子著 「博士の愛した数式」

・・・数学者として取材に応えられた藤原正彦さんを知り、

藤原正彦著「国家の品格」にたどりつきました。

 

最近は、拾い読みをとてもいいなと気に入っているので、

ここにその印象的な一節を写します。

 

・・・・・

藤原正彦著 「国家の品格」

第五章 「武士道精神」の復活を

〝父の教え〟 より

 

父は、「弱い者を救う時には力を用いても良い」とはっきり言いました。

ただし五つの禁じ手がある。

一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。

二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん。

三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。

四つ、武器を手にしてはいかん。

五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん。

「この五つは絶対に守れ」と言われました。

 

しかも、父の教えが非常に良かったと思うのは、

「それには何の理由もない」と認めていたことです。

「卑怯だから」でおしまいです。

・・・・

 

〝ならぬものはならぬものです〟という

會津藩士に創られた日新館での什の掟を

彷彿とさせる教えです。

 

論理的な思考からだけでは、説明し切れないことを

わたしたちは時にカラダに沁みこませるんですね。

 

親がしつけてくれたこと。

ありがたいなぁと、この歳になって想います。

 

まだまだ、この世界には、

気が付かないでいることがなんと多いことでしょう。

この生が終わるまで、

できるだけたくさんのことに気が付けますように。

 

読書は、そのための近道だといいな。

 

これから読む本、夏目漱石作 「草枕」

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拾い読みを集めるヒロイヨミ社に。

2014.06.22 Sunday

雨の季節のワークショップが無事に終わり、

ひと段落ついた頃に、届きました。

ヒロイヨミ社 山元伸子さんから

やわらかい筆跡のお手紙と

「雨の日」 と 「白の詩集」。

 

そして、今朝は雨が降っている。

 

「雨の日」は、たいせつな方へお読みいただいているから、

今日は、「白の詩集」からの一篇をここに。

 

・・・・・

「白い手」

尾形亀之助 作

 

うとうと と

眠りに落ちそうな

昼 -

 

私のネクタイピンを

そつとぬかそうとするのはどなたの手です

 

どうしたことかすつかり疲れてしまつて

首があがらないほどです

 

レモンの汁を部屋にはじいて下さい

・・・・・

 

夏至が過ぎ、ますます夏に向かうこのときに

この詩はいいなと思いました。

 

きっと、山元伸子さんが近くに居てくれたなら

この詩について、

この作者について、

これが詠われた時代や背景について

ちらとおはなししてくれたでしょう。

 

本との距離を埋めてくれるひとへ、

心からありがとうを伝えたくて。

20140622

 

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