ソラの
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ことしも咲きます。

2017.03.30 Thursday

ソラからキャットストリートへ抜ける下り坂に

斜面に這うようにして大きな桜の木がありました。

 

道へ覆いかぶさるように太くてりっぱな枝を伸ばし

春になるとそれは見事な桜のトンネルを、楽しませてくれました。

 

ところが、この冬ばっさりとその桜の大木は切られてしまい

あるのは年輪が読める大きな切り株だたふたつ

切り取った大人たちを、心からうらめしく思っていたのでございます。

それがどうしたことでしょう

通りがかりによく見たら、切り株の脇に小さな蕾がたくさん育っているのです。

もう明日には開きそうな蕾を、見つけたときの嬉しさったらありません。

 

まるで、the big treeを彷彿させる

この桜が、ますます愛しくなりました。

 

ゆく河の流れは絶えずして

2017.03.29 Wednesday

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と又かくのごとし。

 

この二日間、dauaさんをお招きした手相観教室で

たくさんの方の手のひらを拝見する機会に恵まれました。

誰一人として同じ線はありません。

大きさも、色も線の太さもほくろの位置や大きさも、

それぞれに違って、それぞれにいつの間にか変化しているようでした。

 

時は1212年3月、いまから805年遡るこの国で、

鴨長明が遺した「方丈記」を思い出します。

 

果たしてこれの真意を理解しているのかどうか

流れるようにしなやかなこの序文に魅力を感じ

ただ強く惹かれているだけなのかもしれません。

 

空を流れる雲のように

常に変化する自分と向かい合い

こうして、今日も

朝を迎えられたことに感謝をこめて

 

「さくらのはなびら」

2017.03.28 Tuesday

「さくらのはなびら」 まど・みちお

えだを はなれて
ひとひら

さくらの はなびらが
じめんに たどりついた

いま おわったのだ
そして はじまったのだ

ひとつの ことが
さくらに とって

いや ちきゅうに とって
うちゅうに とって

あたりまえすぎる
ひとつの ことが

かけがえのない
ひとつの ことが

・・・・・

雨が上がりました

桜もいよいよ咲き始めてくれるでしょう。

 

これからというときに、

はなびらが散るこの詩を思い出しました。

 

何事も、いつか終わるから

一生懸命できるのかもしれません。

 

一生懸命な姿をいいなと思います。

 

どうぞ、今日もよい一日を

 

 

 

 

 

 

稀勢の里のがんばり。

2017.03.27 Monday

稀勢の里関の奮闘に感動しています。

 

一日前のニュースで、肩にケガをしたことを知りつつ

千秋楽もいつの間にか終わっていたころに、

妹たちとのグループlineで、それを知り

夜のサンデースポーツで釘付けになりました。

 

優勝決定戦までもつれこんだことも

新横綱で優勝した快挙も

その後手にした優勝杯でのシーンも

たいへん感動的で、じーんと心に響いています。

 

ケガの状態はわかりませんが、

ふり返ってそのときの録画を観ると

顔を大きくしかめて苦しそうにしていました。

きっと痛かったんだしょう

 

昨日の千秋楽で、一日に続けて2つ取るという快挙

逆転優勝という大感動を与えてくれました。

 

次は5月に東京場所です。

すぐさま、チケットの先行予約をしたのは言うまでもありません。

抽選結果はどうあれ、

いまは稀勢の里のがんばりに、エールを贈りたい一心でございます。

 

 

ひたすら詩人になりたいと願ったひと、ヘッセ。

2017.03.26 Sunday

ソラには本棚があって、

本を眺めながら、好きな物語や作家など

なんでもとりとめなくおしゃべりするのが楽しみです。

 

昨日は、ドイツ文学を学んできたというお客さま。

ミヒャエル・エンデ作「モモ」や、ヘルマンヘッセの詩について…

学生時代にした読書を思い出し、

懐かしい気持ちになっていました。

 

ヘルマン・ヘッセ。

ひたすら詩人になりたいと願ってノーベル文学賞に輝いた詩人。

(1877-1962)ドイツの抒情詩人・小説家。南独カルプの牧師の家庭に生れ、神学校に進むが、「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」と脱走、職を転々の後、書店員となり、1904年の『郷愁』の成功で作家生活に入る。両大戦時には、非戦論者として苦境に立ったが、スイス国籍を得、在住、人間の精神の幸福を問う作品を著し続けた。1946年ノーベル文学賞受賞。

 

・・・・・

ヘルマン・ヘッセ詩 高橋健二訳

「書物」

 

この世のあらゆる書物も     おまえに幸福をもたらしはしない。

だが書物はひそかに     おまえをおまえ自身の中に 立ち帰らせる。

 

おまえ自身の中に、    おまえの必要とする 一切がある。

太陽も、    星も、    月も。

おまえのたずねた光は

おまえ自身の中に  宿っているのだから。

 

おまえが長い間  万巻の本の中に求めた知恵は

今どのページからも  光っている、

それは  おまえのものなのだから

・・・・・

コットンはやさしく均一に。

2017.03.25 Saturday

ローション(や乳液)に、コットンを使うとき

中央部分にローションをたっぷりとのせ

こんな感じに手で持って

お顔全体をすき間なく塗りこんでいくように

やさしくなじませてあげましょう。

パッティングするときは、

コットンが毛羽立たないくらいにやさしく。

おでこや頬などの広い部分は、下から上に引き上げるように

何回かに分けてすみずみまで均一に

 

お顔が終わったら、

耳下腺から鎖骨に向かって、両サイドもすーっとなじませて

お首も全体まわしつけていきましょう。

 

コットンをなじませていく方向が、

筋肉の走行やリンパの流れに沿っていると

リフトアップやむくみとりにも効果的。

力は入れずに、あくまでもやさしくお肌に沿わせるようにいたします。

 

そのケアは、ほんの数分間だったとしても

それは毎日続くのです。

未来の自分へのエールを、こつこつと

 

 

風に吹かれて揺れる髪。

2017.03.24 Friday

歩くたびに揺れる髪

うつむいて顔にかかる髪

しなやかな指先でたくしあげるときに

女らしさを感じます。

 

いまは、中学生男子並みのベリーショートでいる私も

ロングヘアを楽しんでいた時代があって。

長い髪でいるときの意識も含めて

やはり、髪は女性にとってとても大切なものだと想うのです。

 

数年前に、500円玉くらいのものが後頭部にふたつできました。

それからしばし、円形脱毛症と向き合う日々が続きます。

 

(本人まったくケロッとしてますが)

周囲から、ストレスたくさん抱えてたんだねって、ねぎらいの声をいただきました。

信用できそうな専門医をネットで探して

通院すること半年間。

原因らしいものが特定されるわけでもなく

処方された塗り薬で、地肌の広さを確かめる日々。

 

それでも、過ぎてしまえばアッという間の出来事です。

いつの間にか、髪が生えて

思い出話になりました。

 

できるときに、したいことができるのも

幸せなんだと思ったのです。

洗いすぎにご用心。

2017.03.23 Thursday

毎日のスキンケア

特にクレンジング(もしくは洗顔)はお肌を良くも悪くもする

とても大切なターニングポイントです。

 

ご自分のメイク(や汚れの程度)に合わせて

クレンジング化粧品や洗顔ケア用品を選びましょう。

 

何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し

洗いすぎはお肌の乾燥を招いたり、

くすみやかさつき、シワの原因にもなったりいたします。

 

特に最近は、“目に見えてとれる”ものに人気が集まって

たいへん多く出回っているようです。

たとえば、ジェルタイプの角質ピーリングや、ふくだけコットンなど…

使用説明書をよく読んで、正しく使って

お肌をいたわってあげましょう。

 

お肌は、およそ28日周期でターンオーバーを繰り返しています。

回復にも、相当の時間や月日がかかるでしょう

日々のケアは、ほどよく汚れを洗い流し、ほどよく保湿を保てますよう

そのひとに、ほど良くちょうどいい加減のお手入れをお奨めしています。

 

トリートメントの前後など、日ごろのケアでの不安や疑問など

どうぞ何なりとお話しください。

(決して押し売りいたしませんからご安心を)

花が一輪あるだけで。

2017.03.22 Wednesday

きっとこれは、「人生フルーツ」を観たおかげ。

花や緑があることを

前よりもっと歓べるようになった(気がします。)

 

カスミソウがいいとも思えてきたりして。

 

80年代でしたでしょうか

花といえば薔薇かカスミソウ。

男性が贈るときは、薔薇を

女性が自分のために買うときは、花束にはカスミソウを添えて

というのが常だった時代がありました。

 

決してメインにならない脇役みたいなおさまりが

カスミソウを霞めさせていったのだと思い込んでたくらいです。

 

ところがどうでしょう

カスミソウ、それだけを眺めていると

なかなかいい感じではないですか。

ふわっと空気がやわらかくなるような

―人生は、だんだん美しくなる。

 

 

 

 

暑さ寒さも彼岸まで。

2017.03.21 Tuesday

彼岸(ひがん)

春分または秋分の日を中日として、

その前後三日を合わせた七日間。

 

まもなく寒さも明け、雨が上がれば桜が咲き始めるという

暑さ寒さも彼岸まで。

 

そろそろコートや上着をクリーニングに出せるかな

暖房しなくても、心地よく過ごせる春がもうすぐそこに

 

季節の変わり目は、気温も大きく変化します。

どうぞ体調など崩されませんように

ご自愛ください。

 

日々変化するカラダのサインに気が付いて

自分をいたわってあげられますように

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