ソラの
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欠けてさらにうつくしく。

2022.03.11 Friday

使っている蓋つきの器を、

@atelier_fourteen 木村いよさんに金継していただきました。

 

小さな、ほんのちょっとした欠けも、毎日使うものでは目につくものです。

ほんのり黄味を感じる白い器に合わせて金で継いでいただきました。

繊細な手仕事は、写真でもはっきりと伺えます。

 

常滑焼の急須も、注ぎ口をちょこんとぶつけてしまったところ

きれいに修繕してくださいました。

 

欠けてもさらにうつくしく。

大事に使わせていただきます。

ソラとハナ。 Vol.2

2022.03.10 Thursday

(ハナノヒト太田瑞穂さんによる月一連載企画です。全文寄稿いただきました。)

弥生

梅の花が咲き、通りを歩いているとあの独特のいい香りがふわりと私を包みこむ。辺りをキョロキョロと見渡し、誰もいないなあと確認してマスクを外し、その香りをしっかりと深呼吸して楽しむ。この最初の動作が花の匂い泥棒のようで自分でも可笑しくなり、ちょっぴり切なくなる、そんな春。

これを書いている今日は3月8日「国際女性デー・International Woman Day」。日本ではイタリアの「Festa Della Donna、ミモザの日」が有名。私の家の近所のミモザもフサフサでモフモフとした黄色の花を沢山たわわにつけている。昨日の買い物帰りもミモザの木の下で立ち止まり、青空と風に揺れる黄色いミモザの花をしばらく眺めていた。ほっとするのよね。まあるい小さな黄色の花、ひよこみたいだね。かわいらしいのよ。守りたくなるの。優しい気持ちになるの。

「Festa Della Donna」で女性にミモザを贈るのは、この季節、イタリアにたくさん咲いているミモザならば、貧富の差がなく誰でも皆が「ありがとう、大好き」を伝えることができ、花を贈ることができるからとイタリアの女性運動の会議で決まったという話がある。庭先のミモザを一枝、小さな子がお母さんへ、長く連れ添ったご夫婦の旦那様が畑の脇のミモザを一枝、奥様へ。青年が花屋に並ぶミモザを一枝買い求め、一人暮らしの同じのアパートのおばあちゃまへ。そんな光景が目に浮かぶ、いい一日だな~とうらやましくも思う。

花の木の下でこっそり深呼吸をする花の匂い泥棒の私だけれど、花を手にして笑顔がうまれるその瞬間がこのうえなく大好きだ。私だけじゃなくて、きっと世界中みんな大好きだと私は信じている。やっぱり手には武器よりも花がいいと思った3月8日、国際女性デー。すべての女性に花を。

*ミモザ
ミモザはね、アカシアの仲間の黄色い丸いふわふわ花をつける種類の総称なの。よく花屋さんで売っているミモザは「銀葉アカシア」という品種。その他にも「真珠葉アカシア」「三角葉アカシア」「房アカシア」「柳葉アカシア」もあります。ヨーロッパは「房アカシア」が多いかな~。私が近所で見上げたミモザは銀葉アカシア。これは成長が早いの。そして大きく育つ。見上げたミモザは鉢植えで数年前までは私の腰くらいまでの高さだったのだから驚き。台風で倒れたり、最近は車が引っかかって枝が折れたりしたけれど、今年も元気にたっぷりと花をつけていました。

あたらしいコスメに湧く。

2022.03.09 Wednesday

コスメは日々進化しています。

いつものコスメに飽きたら、あたらしいものを試してみたくなる気持ちは

いくつになっても変わりません。

ネット広告やパッケージに書かれた言葉に誘われて、試した新作。

 

ヤーマン メディリフト マイクロフィラーアイ(目もと用シート状美容液)4セット 7,700円

美容成分を含んだマイクロニードルでヒアルロン酸を届けるシートです。

洗顔後、スキンケアでお肌を整えてから、目の下にピターっと貼るだけ。

そのまま就寝し、翌朝、ゆっくりと剥がします。

 

目もとがふっくらとなって、いつもよりハリがある印象。

効果は翌朝すぐに感じられます。

ただし、お高いので頻繁に使うことは難しく、常備するスペシャルアイテムのひとつかなと。

 

以前、資生堂で販売していたナビジョンのフィルパッチの使用感と比べて

剥がすとき、シートがよりやわらかく感じました。

 

そして資生堂の新作、フィーチャーソリューションLX インフィニトリートメントプライマーSPF30 PA++42g 7,480円

 

日焼け止めと肌補正を同時に補えるクリームです。

美容液のようにさらりとやわらかく肌に馴染むテクスチャー、

肌のくすみ、色むら、毛穴の補正だけでなく、内側から輝くような健やかな肌を作ってくれました。

わたしは、ブラシでくるくると肌になじませています。

 

 

「余命10年」

2022.03.08 Tuesday

小松菜奈、坂口健太郎主演「余命10年」を観てまいりました。

予告編を何度も観て、勝手に美男美女の恋愛映画だと思っていました。リリコさんの解説を聞くまでは

 

“余命10年”

短いのか長いのかわからない。このなんとも中途半端なこの時間は、

原発性肺高血圧症の患者が発症から10年生き延びたひとがいないという統計に基づいていました。

小説「余命10年」の著者 小坂流加さんは、この難病を患い2017年に永眠されています。

 

エンドロールを最後まで読みました。

本編は、四季を通しての家族の日常がていねいに描かれています。

主人公ふたりの様子も、時を追うごとにすこしずつ変化していき

聞いてはいましたが、涙が溢れてしょうがなくてハンカチを手放せませんでした。

 

『君と出会って、この世界が愛おしくなった。』

 

「きれいになりたい気がしてきた」

2022.03.07 Monday

ジェーン・スー著「きれいになりたい気がしてきた」を読んでます。

 

―人にはそれぞれ事情があって、みんなが少しずつ不満と不足を抱えて生きている。それでも、明日も生きていかなければなりません。どうせ生きるなら、好きな自分で生きていきたい。私もそう思います。きれいになったって、いいじゃないか。

 

1973年生まれ、東京生まれ東京育ちの日本人の軽妙な語り口に乗せられました。

身を乗り出して力づくで手に入れるのではなく、

斜めから冷静に観察しているところが面白くて。

 

『歳を重ねれば重ねるほど、手間のかけ方で美しさに差が出ると!』

何事も年齢じゃない、気づいたときがスタートです。

 

コリやむくみを溜めないで、すっきりと淀みのない身体(とお顔)でまいりましょう。

 

山笑う。

2022.03.06 Sunday

あたたくなりました。

三寒四温と幾度も寒さを繰り返し、今月下旬には開花の予報です。

 

春といえば桜かな。

空を仰ぐように、桜を眺めるひとときがいい。

 

故郷やどちらを見ても山笑う 正岡子規

「空にピース」

2022.03.05 Saturday

藤岡陽子著「空にピース」を読みました。

 

教師になって5年目の澤木ひかりが担任する6年2組は、

前任者が体調を崩して続けることができなくなったクラスでした。

立ち歩き、暴力、通じない日本語。

さらに「この学校ではなにもしないことです」と同僚から釘をさされてしまう…

それでも、子どもたちへ手を差し伸べることを止めない澤木ひかり先生の奮闘。

強くならなければ、子どもたちは守れない。

 

―夏休みに二人で部屋のゴミを片付けていると、真亜紅が突然、空になったペットボトルに水を入れ始めた。水道の蛇口にペットボトルの飲み口を近づけて満杯にすると、「これは怒りの感情なんだ」と教えてくれた。怒りの感情は重くて苦しい。だからなにも考えずに誰かにぶつけたら大変なことになる。そんなことを口にした後、「昨日澤木先生に教えてもらった」と嬉しそうに笑っていた。(続く)

 

 

代わりのない人生。

2022.03.04 Friday

まん延防止等重点措置の期間が延長されました。

対策を怠らず、おひとりおひとりゆったりとお迎えいたします。

 

舘山信子は3回目のワクチン接種を完了し、20日経過いたしました。

引き続き、感染症にかからないよう健康第一で過ごしてまいります。

 

いまも戦禍を逃れるひとや戦場に向かうひとびとを思うとやりきれないけれど、

ひとの痛みを代わることはできず、自分は自分の人生しか生きられない。

できることをできる範囲で、感謝して生きる。

ウクライナ民話絵本「てぶくろ」

2022.03.03 Thursday

クレヨンハウスには、絵本がたくさん。

NHKニュースサイトの記事で知り、ウクライナ民話の絵本「てぶくろ」を買いました。

1965年に福音館書店から発行されたロングセラーです。

 

作者は、エウゲーニー・M・ラチョフ(1906-1997)

シベリアのトムスクに生まれる。幼年時代をバラビンスカヤ草原の大自然の中で、鳥や動物と親しんで育つ。クバン美術師範学校、キエフ美術研究所で学んだのち、1930年にキエフの出版所栗トゥーラに勤め、編集者シベルスキーに子どもの本の絵について教わる。1935年からモスクワ国立児童図書出版所絵画部の編集長を務め、数々のすぐれた動物絵本をうみだす。ライプツィヒ国際図書銀メダル、ロシア連邦共和国芸術家賞を受賞。主な作品に『マーシャとくま』(福音館書店)『麦の穂』(ネット武蔵野)などがある。

 

まだソビエトだった時代に描かれた絵本。

ウクライナの民話をもとに生まれたロングセラー。

ソラの本棚にあります

 

できることをできる範囲で。

2022.03.02 Wednesday

連日報道されるウクライナ情勢に胸が痛い。

日々抱えている自分の悩みなんてたかが知れてると思ってみたり

なにかできることはないかと、無い知恵を絞ろうとする。

 

そんな矢先、在日ウクライナ大使館が寄付口座を設けたと知りました。

また楽天が、楽天クラッチ募金「 ウクライナ人道危機 緊急支援募金」を立ち上げています。

わずかですが、全額わたってくれるのならとお金をすこしいれました。

 

ウクライナに、安心と安全が一日も早く戻ることを祈ります。

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