ソラの
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ノーラッピング/レモンエアライン0821便

2013.08.21 Wednesday

花柄の包み紙がしっくりこなくて、

 

ビリビリと破いてみる。

 

星柄だとあうかなと思いきや、これも違う。

 

シンプルな無地で包んでみても、何かがたりない。

 

いっそジブンを包むのはやめようか。

 

ノーラッピングがいまの気分。

 

むきだしで、すのままで、でたとこしょうぶで。

 

肌に落ちる突然の雨粒でさえ、

 

ジブンへの水やりにちょうどいい。

 

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シラスアキコ(コラムニスト)

クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の

コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。

「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、

企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、

広告制作、ラジオCMなどを手がける。

60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。

 

*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。

こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*

レモンエアライン/ロゴ

 

 

 

 

 

凛とした佇まい。

2013.08.21 Wednesday

アンティークスタミゼ 吉田昌太郎さんが、

ソラに合うね とお持ちくださいましたガラス瓶。

 

いつの時代のものかわからないけれど

なんとも言えないその淡い色合い

凛とした佇まいがいいなと思います。

08211

相性のいいスポーツを。

2013.08.20 Tuesday

みなさまは

どんなスポーツをされてますか。

 

毎日のお食事や睡眠と同じように、

運動、エクササイズのたいせつさが

いろんなところで

ささやかれています。

 

理由は、いろいろあるでしょう。

 

健康のために

ストレス解消のために

美容のために

ご友人との交流のために

等など

 

一言でスポーツと言っても、

たくさんございます。

 

メディアは、

マラソン人口の増加や

ラジオ体操の再燃

30分ジムのにぎわい等

人気のスポーツを紹介するのに

大変ですね。

 

どうぞ、ご自分のカラダや

ご自分の生活スタイルやペースに合った

相性のいいスポーツを

見つけてください。

 

誰かと同じである必要はありません。

ご自分に、一番しっくりとするものを

ご自分のペースで続けることが

よろしいように思います。

 

日常の生活で使っていない筋肉を

ご自分に合うスポーツで動かしてみましょう。

 

 

鉱物アソビの鉱物図譜。

2013.08.19 Monday

ソラのワークショップでも

お招きいたしました鉱物アソビ フジイキョウコさんの

展示会へでかけてまいりました。

 

西荻窪 ギャラリーみずのそらにて、

8月25日(日)まで開催されています。

鉱物Bar は、今回で6回目。

めずらしい鉱物図譜も展示されています。

 

テラス席でいただく「なの」さんの新作和菓子と冷茶も、

残暑厳しいいまにぴったりの水菓子で

お口の中をさっぱりさせてくれる涼やかな甘味。

いくつかの和菓子の中から、わたしは

茗荷と紫蘇の水まんじゅうをいただきました。

シャリシャリとした茗荷の歯ごたえと、

紫蘇の風味でさわやかな口当たり。

 

展示されている鉱物も、

いつも通り繊細で一期一会のものたちばかり。

どれひとつとして、同じものの無い

まさに、出会いを探す展示になっています。

 

まだ、25日(日)まで開催されていますので、

どうぞお運びくださいませ。

こころもお口も、涼しい風を感じられます。

 

くわしくは

http://www.mizunosora.com/event130.html

0819

 

たまには、笑い飛ばす。

2013.08.18 Sunday

落語をお聞きになったことはございますか。

 

わたしは、もう何年も前

いまはもう たたまれた方の、吉祥寺「横尾」さんで

その距離1メートルという近さで

聴いたのが最初。

 

いくつかの演目は

その時代のひとびとの暮らしぶりを

鮮やかに浮かびあがらせ

まるで その中で生きているように

ふとしたことに笑ったり

なるほどねぇと腑に落ちたり

短い間に

たくさんの人情の機微に触れることが

できたみたい。

 

落語のことは

深く知りませんので、

あまり言葉を並べると

浅い経験がばれてしまいます。

 

ただ、そうして

日常を忘れて

笑い飛ばすことは

空がすっきり 晴上がるみたいだと

思いました。

 

 

 

平安時代といまの、四季。

2013.08.17 Saturday

今朝は、涼しく感じられました。

ゆうべも、日が落ちたころから

風が心地よくなったように思います。

 

夏の終わりが近いのでしょうか、

昨日も同じようなことを書いていますね。

 

この国には、四季があって

自然やそこに住む生きものたちのおかげで、

わたしたちはその変化をたのしむことが出来る。

 

それは、もう平安時代のころから

変わっていないんですね。

 

学生時代に暗唱した第一段をここに。

・・・・・

清少納言作 枕草子

 

春は曙

やうやう白くなりゆく山際、

すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

 

夏は夜。

月の頃はさらなり、闇もなほ、螢飛びちがひたる。雨など降るも、をかし。

 

秋は夕暮。

夕日のさして山端いと近くなりたるに、

烏の寝所へ行くとて、

三つ四つ二つなど、飛び行くさへあはれなり。

まして雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。

日入りはてて、風の音、蟲の音など。

(いとあはれなり。)

 

冬はつとめて。

雪の降りたるは、いふべきにもあらず。

霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、

火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。

昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、

炭櫃・火桶の火も、

白き灰がちになりぬるは わろし。

・・・・・

 

すこしずつ変わっています。

2013.08.16 Friday

日が暮れると 鈴虫の声が

聴こえてくるようになりました。

 

昼間はセミの大合唱が続いていますので

まだまだ 残暑が厳しい日々。

でも すこしずつ季節が変化しているんですね。

朝夕も いくぶん涼しく感じられるようになったよう。

 

ひとのカラダも

ゆっくりと変化しています。

毎日の気温の変化や

環境の変化。

睡眠や食事の量によって

お仕事や日々の暮らしの中で・・・

体調もいつも同じとは限りません。

 

ときどき ご自分のカラダのサインに

気が付いてあげてください。

ご自分のカラダのことを

誰よりも一番 いたわれるのはご自分ですから

 

どうぞ いまも未来も健やかでありますように。

SOR_0008[1]

 

 

心配よりトマト/レモンエアライン0814便

2013.08.14 Wednesday

立派な世界地図を持っていたとしても。

 

ジブン地図を持っている人は、

 

地球上にひとりもいない。

 

ジブンはいま、どのへんを歩いているのか。

 

もう少しでまぶしい湖が見えてくるのか。

 

それとも古い吊り橋を渡るはめになるのか。

 

わかる人なんてひとりもいない。

 

なんて平等で、なんてユーモラスなことでしょう。

 

そうとわかったら、トマトを丸かじりして、

 

腹ごしらえでもしてみますか。

 

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シラスアキコ(コラムニスト)

クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の

コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。

「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、

企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、

広告制作、ラジオCMなどを手がける。

60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。

 

*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。

こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*

レモンエアライン/ロゴ

 

 

 

 

LADUREEのフィロソフィー。

2013.08.14 Wednesday

8月25日(日)は、

月に一度のソラのワークショップが開催されます。

こんどのテーマは

「思いおもいのプレイスカード作りと、めずらしい料理本たち」。

ティータイムのお菓子には

村上開新堂のクッキー缶をご用意して

みなさまのご参加をお待ちしています。

 

そして、こちら

「ラデュレのお菓子レシピ」を

お披露目させていただくことに。

わたしが、古書店でめぐり合った一冊です。

 

お菓子作りは子どもの頃以来ずっとしていませんが、

この本は眺めているだけで愉しめそうです。

 

1862年に始まるラデュレの物語は、

いまも変わらない。

『ラデュレは今日も、

美しいものを作り、

フランスの美しい生き方を

実践しつつ牽引している。』と

書かれています。

 

組み箱入りで、パープルの薄紙にくるまれたその本は、

美しいお菓子の写真と

丁寧に解説されたレシピや作り方

たいせつにたいせつに築いてこられた

ラデュレの哲学を

感じ取ることができそうです。

 

ワークショップのお席、

まだ少しございます。

くわしくはこちらをご覧くださいませ。

http://bihadasora.com/archives/3496

0814

世代を超えて使っていく家具。

2013.08.13 Tuesday

ソラの空間は、アンティークスタミゼ 吉田昌太郎さんに

監修していただいています。

 

その吉田さんが選んでくださったチェアとテーブルは、

北欧家具taloさんから分けていただいたもの。

 

フィンランド製

アルヴァ・アアルトのスツールとダイニングテーブル。

代表的なモデル、三本足の美しいデザインの家具です。

 

いまから何十年も前に造られた家具たちが

まだ新しいソラの空間に並んでいます。

この椅子には、何代 オーナーが居たのでしょう。

 

塗り替えられたペンキの剥げた様子

上塗りのニスについた傷

足の汚れや、引っかき傷など

きっといろんなひとが、

ここに腰を下ろしてお茶を愉しみ

たわいのない会話を繰り広げたのでしょう。

 

想像すると 心愉しくなってきました。

 

世代を超えてめぐり会えた家具を

たいせつに使おう。

 

写真は、talo渋谷店オープン記念にいただいたポスター。

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