ソラの
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満枠御礼「肌とこころをリセットする日」

2021.03.10 Wednesday

音楽家 太田美帆さんをお招きし、

美肌室ソラの店主 舘山信子とふたりで、たったひとりのお客さまをお迎えするこの企画

「肌とこころをリセットする日」は、おかげさまで開催する5月まで

すべての枠で満枠のお申込みをいただくことができました。

こころから感謝申し上げます。

 

太田美帆さんのピアノに乗せて声を出す能動的な時間の後、

グレゴリオ聖歌がささやくように聞こえるなかで

オールハンドのフェイシャルトリートメントをご体感ください。

 

体調(や肌)に寄り添うマンツーマンの

声のワークショップとフェイシャルエステを組み合わせたプログラム。

その日そのとき、空間のすべてを独り占めしておたのしみいただけます。

 

日常と離れ、自らと向き合うひとときになるよう祈りつつ

すこし先のお日にちまでお目にかかれますことたのしみにお待ち申し上げます。

花を眺める。

2021.03.09 Tuesday

ひとには、それぞれに個性がある。

フラワーアレンジにも、それをまとめる作り手の個性があらわれると

昨日は、つくづく感じました。

@broseandbutter  山本万菜さんの籠アレンジを眺めて

 

季節の花で籠をいっぱいに敷き詰めて

窓辺に置いておくだけで、まるで表情がくるくる変わる少女のように花が開いていきました。

スイートピーに香りがあることをはじめて知ったふたり @ura.cantus

そして八重のチューリップがあることや、アネモネの花の大きさに目を見張る。

 

花は、ただただそこで咲く

ひとは、枯れていく様子を眺めるだけ

時間が過ぎていることを

きょうも、生きていることを知る。

 

 

「マスクをとったら」

2021.03.08 Monday

いりやまさとし作「マスクをとったら」をソラの本棚に。

マスクをとったらなにしたい?

と問いながら、つぎつぎ出てくる動物たちを眺めつすすむ幼児向けの絵本。

 

首都圏の宣言期間が2週間延長となりました。

ぼやいても始まらないけど、ぼやきたくなるほんとうに

 

子どもの目にはどう映っているのでしょう

街で、手を引かれる子どもまで小さなマスクをしているのを見ると

まるでくちばしみたいに見えてかわいいけれど(でも、不自由だよね)

 

マスクをとったら、大きな口を開けて顔体操しよう

顔にもたくさんの筋肉があって、その筋肉も使わなければ衰えるから

マスクをとったとき、老けたねなんて言わせない

盆栽のあるMAMEYA。

2021.03.07 Sunday

いつからなのか、表参道コーヒーは、#koffeemameyaになっていました。

焼杉外壁の建物は目立つ看板もなく、石畳に導かれてはいります。

入場者数の制限を設けていらっしゃったので、石畳の上で待つ間、

盆栽をじっくり観察することができました。

 

菜の花色の明るい鉢に、ふかふかの苔をはったにした桜です。

赤みもある濃い花びらはお辞儀するように下を向いて開いていました。

おかめ桜という品種だそう

盆栽は、園主 平尾成志さんの盆栽園『成勝園』@seishoenより。

 

表参道コーヒーの時から、ずっと成勝園さんの盆栽を愛でていて

きのうは、あたたかく春の陽気に誘われて一気に花開いたようだと

お店の方が話してくださいました。

 

樹齢100年を超すものも珍しくない盆栽は、この先も長く遺って欲しいもの

鉢の上にある景色を眺め、手にかけた時間を尊び、忘れていた深い呼吸を思い出す

 

まず読んでみる。

2021.03.06 Saturday

岡潔さんと小林英雄さんの対談を収録した「人間の建設」を読んでいます。

 

有り体にいえば雑談である。しかし並みの雑談ではない。文系的頭脳の歴史的天才と理系的頭脳の歴史的天才による雑談である。学問、芸術、酒、現代数学、アインシュタイン、俳句、素読、本居宣長、ドストエフスキー、ゴッホ、非ユークリッド幾何学、三角関数、プラトン、理性…主題は激しく転回する。そして、そのすべての言葉は示唆と普遍性に富む。日本史上最も知的な雑談といえるだろう。

 

まず見返しをみて、おふたりはほぼ同じ年に生まれていたのを知る。

小林秀雄(1902-1983)岡潔(1901-1978)

 

そして読んでいて、まずわからない。おふたりが何をおっしゃっているのかわからない。

わからないけど、まずは読んでみる。

 

小林 ベルグソンは若いころにこういうことを言っています。問題を出すということが一番大事なことだ。うまく出す。問題をうまく出せば即ちそれが答えだと。この考え方はたいへんおもしろいと思いましたね。いま文化の問題でも、なんの問題でもいいが、物を考えている人がうまく問題を出そうとしませんね。答えばかりだそうとあせっている。

岡 問題を出さないで答えだけを出そうというのは不可能ですね。

 

 

毎日の暮らしのなかでありとあらゆる小さな決断が繰り返される。

本質的なことに気づいて、ぶれないで生きること

問題をきちんと自覚できているのか、考えて考えていつかわかるときが来るかもしれない

花が咲きました。

2021.03.05 Friday

植木鉢で育った小さな球根は、花を咲かせてくれました。

チューリップの仲間だそう

白くて小さな花は、朝になるとゆっくり開き

太陽に向かってお辞儀をしているように並びます。

 

花が咲く

あちこちで、花が咲く季節になりました。

 

ことしは桜も早いでしょうか

月日はこうして過ぎていきます。

できること、できる範囲で。

2021.03.04 Thursday

どうやら、首都圏の緊急事態宣言はしばらくこのまま延長されそうです。

とほほとぼやいても、市井のわたしが何をできるわけもなく、できることを出来る範囲で続けます。

 

ワクチンの接種がようやく始まったと思ったら

こんどは、変異株が気になりだして

油断はするな、対策をし続けろと、言われ続けて早や一年。(いやはやもう飽きました)

 

自分の健康が自分だけのものじゃないというのは

去年気づけてよかったけれど、

自分の幸せも、自分だけのものじゃない。

ストレスをどんどん吐き出して、自分の幸せ大事にしよう

動く身体は動かして、適度に疲れてぐっすり眠る。

時代遅れのメルマガに。

2021.03.03 Wednesday

メルマガという言葉さえ、もう聞かなくなっているけれど

月に一度、一日の朝にメルマガを送信しています。

bccでの一斉メールは、キャリアによっては跳ね返されて

このごろでは、届く本数もうんと少なくなりました。

 

メルマガは、ソラの近況報告として

あたらしくスタートした企画のことや、いまの様子を書いています。

 

そろそろ終わろうかなと思っていた矢先、ドイツから、こんなメッセージが届きました。

ああここに、たしかにおひとり読んでくださる方がいらっしゃるのだという歓びひとしお

 

「舘山さま

お元気でいらっしゃいますか?

何年か前にお世話になりました、★★です。

いつもメールを楽しみに読ませていただいています。

わたしはもうドイツに1年半おりまして、なかなかソラさんに通えませんが、あの大変だった時に舘山様に優しく施術いただいて、復活できたことを時々思い返します。あの時間のおかげで、また料理の仕事に戻れて感謝しています。本当に、ありがとうございます。わたしも素敵な女性になれるよう日々頑張ります。

またいつかお会いできたら嬉しいです。

お身体気をつけて、皆さんを癒し続けてください!」

「ブルーピリオド」

2021.03.02 Tuesday

マンガ大賞に選ばれたからと夫が買っていたのを、つい先日気がついた「ブルーピリオド」は、

絵を描くことの楽しさに目覚めた主人公を中心に、

美術大学受験予備校や入学試験での苦悩が描かれる青春群像劇。

 

それとは別に、2月に新国立美術館で開催された東京五美術大学連合卒業・修了制作展を観てから、

東京藝大の第69回美術学部/大学院美術研究科卒業・修了作品展サイトを眺めていたので

「ブルーピリオド」は、まさにいまの気分でした。

 

実は、高校三年生のとき、試験勉強をしたくないという理由で

芸術系の大学への推薦枠を手に入れようと、急場しのぎでデッサンを習っていた経験が蘇る。

YOASOBIの「群青」が頭にリフレインするなか、読み進めると

美術のこと、なにも知らないでただ好きとか嫌いとか言ってた自分が恥ずかしい。

 

東京に来て、いまのマンションに移ってからしばらく

夫と一緒に通った絵画教室ルカノーズでの美術史講話が面白くて

いまも遺る芸術作品を観る目ががらりと変わったのも

目から鱗の連続でした。

 

誰もやっていないオリジナルという、アートは強いなあ

 

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