ソラの
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「旅する練習」

2021.03.21 Sunday

植本一子さんがTwitterでたびたび上げていた「旅する練習」

芥川賞候補作にもなっていて、先の文藝春秋にある選評を読んでから手に取りました。

ネタばれな選評を恨めしく思いつつ、一子さんの高評価が気になって読みました。

 

サッカー少女と小説家の叔父。ふたりは、利根川沿いに、鹿島アントラーズの本拠地を目指す旅に出る。

 

時は、2020年3月。コロナ報道が始まったころの街を、ひたすら徒歩でいく旅は、

サッカー少女の素直さと、旅で出会った女子大生のやり取りが微笑ましい

 

「この旅のおかげでわかったの、本当に大切なことを見つけて、それに自分を合わせて生きるのって、すっごく楽しい」

帯に引用されたこの言葉の意味は、読み終わるまでわかりませんでした。

鹿島へは、鹿島神宮へ一度だけ訪れたことがあり、記憶のなかの景色をたどりつつ

小説家の叔父が文章で起こすスケッチを感じてみたり

 

このごろ私は、

大切なことを見つけて、それが仕事にならなくても

大切なことがあるだけで、もう十分なんだとおもうようになりました。

 

最優秀主演男優賞に、草彅剛さん。

2021.03.20 Saturday

昨夜の日本アカデミー賞では、なんといっても最優秀主演男優賞を誰が受賞されるのか

一番注目してました。

「ミッドナイトスワン」の草彅剛さんのなまえが発表されたとき、手をたたいて喜ぶ私

いやあーーうれしい。わーいって手を上げたくなるほどに

 

ステージに上がった草彅剛さんの顔もスピーチも

もうすんごい久しぶりにテレビに映っておしゃべりしてるところを観て

(大河ドラマの徳川慶喜役でももちろん観てるけど)

あゝいいなっておもいます。

 

SMAPが画面に出ていたときの晴れた気分が戻ってくるような歓びです。

開口一番に出た言葉「まじっすか…」ってのも、人柄が出ているように思えてよかった

これからも、草彅剛さんのお芝居を観ることができるぞという期待が膨らむ。

 

「ホテルビーナス」「黄泉がえり」「日本沈没」「ミッドナイトスワン」大好きです。

気づいたときに目の体操。

2021.03.19 Friday

気づいたら、いつでもどこでも目の体操。

パソコンもスマホも、いまではなくてはならない必需品。

多い時は一日に何時間も見続けてするお仕事の方もたくさんいらっしゃるとおもいます

 

できるだけ、目の体操をいたしましょう。

目の周りにもたくさんの筋肉がついてます

筋肉は動かさないと動かなくなること忘れずに

できる範囲で、目の体操

 

ウインクを左右ぱちぱちするだけで、涙が出るからすっきりします。

身体は正面、瞳だけを横に向けぐるりと180度見回す運動も効果的

寄り目にしたり、ぐるりと瞳を回したり、目の周りの筋肉をたっぷり意識する運動

 

疲れ目やドライアイも、その原因は我にあり

与えられたこの身体、気づいたときにいたわりましょう

「花に佇つひと」

2021.03.18 Thursday

画家 尾辺彩葉子さんの一枚の絵をきっかけに、歌人 小原奈実さんが歌を詠む。

絵と短歌の往復書簡のようなやり取りで生まれた小さな本があります。

 

見開きの左右に分かれた絵と歌を、ひとたび壁に立てて眺める

いまの気分は、この歌でした

 

 

花の緋をひとたび煽り風ゆけばかくはろばろとそよげり過去は  小原奈実

「青梅雨」

2021.03.17 Wednesday

本を読んで、読んできたその時間をよかったと思える本はそう多くない。

読んできた時間を返してくれと嘆きたくなるものも、これまで多く出会ってきた

 

永井龍男(1904-1990)をはじめて手に取りました。「青梅雨」

読んでいる時間さえ慈しむような気持ちになる文に、読み終わっても、もう一度同じところを読みたくもなり。

日本語のうつくしさ、過去に観てきたうつくしい日本の景色を浮かべて味わっています。

 

―事業に失敗した一家が、服毒心中を決意するが、冷たい雨のそぼ降る決行の宵、それぞれの心に悲壮な覚悟をひそめながらも、やさしくかばい合う、その心情を描いた「青梅雨」。肉親の絆のはかなさ、もろさというものを巧みに暗示した「冬の日」。他に「枯芝」「一個」など繊細な感覚で鋭利に切り取られた人生の断面を彫琢を極めた文章で鮮やかにとらえた永井文学の精髄を収める。

 

―「なにか、仕忘れていることはないかと、明るいうちは、一日中そわそわした気分だったが、帰りの電車に乗ると、すっかり落着いてね。今夜ほど人の顔や、外の景色を、落着いて眺めたことはないよ」なかば自分に言い聞かせているような、言葉遣いであった。「仕忘れたこともあるだろう。あるだろうが、かんべんしてもうらおうよ」(続く)

劇団四季「アラジン」

2021.03.15 Monday

帰り道、人気のない新橋の地下道で何回つぶやいたことでしょう

凄い、凄い、ほんとうに凄いと、自分の語彙のなさに呆れるけど、口をついて出るのは凄いの一言。

 

観客は常にマスクをし、気のせいか場内で会話するひとも少なく

席はほぼ満席で、子ども連れも大人も全員揃ってスタンディングオベーション!

なんてすばらしい舞台だったでしょう

去年からずっと我慢していた四季の舞台を、なんで見に行かなかったんだろうと後悔するくらいに

アラジンは凄かった。

 

ジーニー役・瀧山久志さんの歌声が、いまも頭に残っています。

生身の人間が、ところ狭しと駆け回り

キラキラの衣装をまとった群舞は、瞳を輝かせて懸命に踊ります。

目の前でこんなにも一生懸命に歌って踊るひとたちを、とにかくずっと観ていると

なぜだか涙があふれてきました。

 

エンターテインメント万歳。

宇宙のこと。

2021.03.14 Sunday

きのう、はじめてのエステを受けてくださったお客さまは、

ソラへ訪れることも初めてで、

それはそれはすこし身体が強張るほどに緊張されていらっしゃいました。

そりゃ誰だってはじめてのことは緊張します

 

フットバスで冷えた足指をあたためて、湯たんぽいれたベッドに横になり

しばしゆったりと、お顔や肩、首、上腕を預けていただき夢の中。

敏感なお肌にもしっとりやわらかな潤いを実感していただけますように

お仕上げには、セララボのフェイスクリームをご用意させていただきました。

 

トリートメント終了後、お茶を召し上がっていただきながらのおしゃべりに

すっかり花が咲いて、いつしか宇宙の話になって、あゝたのしい。

 

はやぶさ2のこと、種子島宇宙センターから打ちあがるロケットのこと、

緻密に計算された科学の結晶と、未知だらけの宇宙について考えるのはほんとうにたのしい

想像力は無限なんだということに、大いに勇気をもらえたのでした。

 

 

わらいましょうきみが笑えばそれだけできみのまわりは重力がない  笹本碧歌集「ここはたしかに」

 

覚えています。

2021.03.13 Saturday

「すごく心地の良い空間だった事、肌が明るくなって気分も体も楽になった事、覚えています。」

と、5年振りのお客さまからメールが届きました。

 

ふと思い出し、こうしてメールでお問い合わせいただけるのも

大いなる励みでございます。

宣言下で、外出自粛の影響がずっと重なるこの頃に

救われるような心地になりました。

 

ことしで9年目を迎えるソラは、

オープンから変わらない通常メニューで

みなさまをお迎えしています。

 

恩師佐伯チズより受け継いだ手技は、

年月を重ねるほどに実によく練られ

筋肉のことをよくよく知り尽くして設計されたものだと感動することしばし、

決してこの9年を無駄にせず、日々鍛錬を積み

今日もおひとりおひとりゆったりと、あの空間でお待ち申し上げます。

「夏物語」

2021.03.12 Friday

川上未映子著「夏物語」を読みました。

2020年本屋大賞にノミネートされているので、読まれた方も多いでしょう

 

―大阪の下町に生まれ育ち、東京で小説家として生きる38歳の夏子には「自分の子どもに会いたい」という願いが芽生えつつあった。パートナーなしの出産の方法を探るうち、精子提供で生まれ、本当の父を捜す逢沢潤と出会い、心を寄せていく。いっぽう彼の恋人である善百合子は、出産は親たちの「身勝手な賭け」だと言い、子どもを願うことの残酷さを夏子に対して問いかける。この世界は、生まれてくるのに値するのだろうか

 

翻訳され、海外にも多くの読者を持つ作品は、

先日、ナタリーポートマンさんと著者との対談がインスタグラムに投稿されていて

なかなかしんどいテーマでしたが、手に取ることにしたのでした

 

わたしたち夫婦には、子どもはありません。

子どもにまつわる経験は、自分が子どもだったこと以外無いので

ここに書かれている心理は、すべて想像の域を超えることはありません。

 

葛藤を乗り越えて、自分の子どもと向き合おうとする夏子を通して

不妊治療のこと、精子提供で生まれた子どもやその親のこと、

これまで知ろうとしなかった世界を、ほんのすこし垣間見ることができました。

 

どんな人生も自分の人生。

ほかの誰も代わってやれない、自分だけの一生をいく

定額制シーズンプランにいただいたお問い合わせをまとめました。

2021.03.11 Thursday

おかげさまでお問い合わせを多くいただいております

定額制シーズンプラン(49,500円)について、

いただきましたものをまとめてご紹介させていただきます。

 

美肌室ソラへ、まだ訪れたことのないみなさまも、

不安や疑問ができるだけ払拭されますように。

 

1、定額制シーズンプラン49,500円のお支払いはいつですか?

初回施術後の当日に税込49,500円をお支払いただきます。

現金のほか、クレジットカードの一回払いでお支払いただけます。

定額制シーズンプラン(49,500円)は、三ヵ月間に最大6回通っていただけます。

お使いいただけるカードは、VISA・Mastercard・American Express・Diners Club・JCBです。

 

2、3か月間というのは、月はじめの1日からでないとダメですか?

いいえ、ご自分のお好きなお日にちからご予約いただけます。

3か月という期間のカウントは、初回日からの3か月間となります。(例。2/22初回の場合は、5/21迄)

営業時間は、しばらくの間11時~18時の受付とさせていただいております。

 

3、体調不良などで予約日に行けない場合はどうなりますか?

事前にメールにてご連絡いただけましたら、お振替日をご相談させていただきます。

ぜひ体調が回復されたころにトリートメントをおたのしみください。

ご予約日前日の18時を過ぎてのキャンセルは一回消化とさせていただきますので、お早めにご連絡ください。

 

一回およそ70分のトリートメントを最大6回、3か月間通っていただけるこの定額制シーズンプラン(49,500円税込)は、お手入れの習慣作りになりますように、ソラ精一杯の価格でご提供しております。おひとりさま一度限りの受付となりますので、こころゆくまで楽しんでいただけたら幸いです。

 

お問い合わせ:contact@bihadasora.com

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