2013.07.17 Wednesday
旅する移動映画館キノ・イグルー有坂塁さんに
誘っていただいて、映画サロン「kiiiiino」に
出掛けてきました。
代々木駅 徒歩2分のDADA CAFEは、
その夜、映画をたいせつにするひとたちで
溢れて。
築数十年と思われるその一軒家は、
涼しい夜風が心地よく感じられる空間でした。
映画をテーマにしたzinを創作される池永萌さんと尾花大輔さん
映画の、ものがたりを感じられるお菓子を作るCinecaさん
そこにいるひとたちのやわらかい表情を切り取るカメラの小野奈那子さん
その作品のポスターを描くYOSHIFUMI TAKEDAさん
作品から得たインスピレーションで40人前の夕食を作る料理人 上野実也さん
主宰の 旅する移動映画館キノ・イグルー有坂塁さん
まだまだ たくさんのひとたちが
一夜の映画サロンをこころゆくまで
たのしんだ時間。
ひとつの映画をきっかけに生まれる会話
ひとつの屋根の下にいることで生まれた関係
いい空気は
そこにいるひとたちの想いが
作っているような気がします。
2013.07.16 Tuesday
ここ最近のPOPEYEが、気になってます。
ハワイ
東京
カレーと本
と、続いて購読。
表紙にもある通り、
これはシティボーイの・・・モノなんでしょう。
でも
雑誌でこんなにも
読み応えがあると
うれしいです。
買って、すぐぱらぱらと全体を見て
気になったところをじっくり読んで
しばらく どこか部屋の中で
目につくところに置いておく
そしてまた読む。
まだまだ、
面白そうな本屋が
東京にはこんなにもあって
まだまだ
面白そうなカレーも
こんなにある。
そんなことが
なぜか いいんです。
いつもの日常にある
小さな発見をくれるところが
雑誌の良さだなぁと感じます。
2013.07.15 Monday
7/21(日)「選りすぐり8軒の人気パン食べ比べと、パン画」のために
パンコーディネーター岩野恵子さんが
セレクトしてくださいましたお店リストです。
順不同。
・ベッカライ・ブロートハイム
世田谷区弦巻4-1-17
TEL 03-3439-9983
営業時間 8:00 ~ 20:00
休日 月曜、第1火曜
http://www.charliez-cafe.com/brotheim/
・nemo(ネモ)
品川区小山4-3-12 TK武蔵小山ビル1F
TEL 03-3786-2617
営業時間 9:00~23:00
休日 水曜
・シニフィアン・シニフィエ
世田谷区下馬2-43-11
TEL:03-3422-0030
営業時間 11:00~19:00
休日 火曜、第1・3月曜
・ル・ルソール
目黒区駒場3-11-14明和ビル1F
TEL 03-3467-1172
営業時間 8:00~19:00
休日 月曜・火曜
http://panlabo.jugem.jp/?eid=1317
・トロパントウキョウ
目黒区東山3-14-3
TEL 03-3794-7106
営業時間 7:00~20:00
休日 火曜
・レフェクトワール
渋谷区神宮前6-25-10
TEL 03-3797-3722
営業時間 11:00 – 21:00
https://www.facebook.com/refectoire.lepetitmec
残る2軒は、当日までのおたのしみに。
そして、パンを彩るジャムのご紹介です。
・June Taylor
ジャムの妖精とも呼ばれ、果実の恵みをふんだんに活かした味。
輸入元ランドスケーププロダクツさんのブログに、ご本人のやさしい笑顔が見られます。
http://www.landscape-products.net/news/archives/2010/10/news_01_october.html
・SHOZO CAFE
那須塩原にあるカフェの「苺とルバーブのジャム」
空気の澄んだ風の通り抜けるその場所まで、わざわざ行きたくなる魅力を持つお店です。
2013.07.14 Sunday
もうすぐ、夏休みが始まります。
「夏休み」という響きは、
それが無い年齢になったいまでも
なぜか この時期に思い出して
懐かしく感じたり
自分で勝手にその「夏休み」と称して
休みをとりたくなるから不思議です。
そんなことを想っていたら
2009年のこの時期に公開された映画
『サマーウォーズ』のことを書きたくなりました。
監督 押田守さんの前作「時をけける少女」の好印象と、
主人公 神木龍之介さんというキャスティングに惹かれて
劇場へ足を運んだ作品です。
帰省先の田園風景
大家族での語らい
長い板廊下をなぜか走り回る子どもたち
夏の空や虫の声
小川での水遊び
祭りの夜
など
シーンのどれもが
自分自身の子どものころの記憶と
かぶっていて
途中、花札をモチーフにしたシーンなんて
もう 小磯健二になった気分でした。
祖父や祖母
いまはもうこの世界に居ませんが
従妹も大勢集まる夏休みのあの日は
ほんとうにいい時間だったと
思い直せた気がします。
いま、また観たいと想える作品のひとつです。
http://s-wars.jp/movie/movie03.html
(写真はネットで見つたものですが、わたしの田舎にとても近いのです)
2013.07.13 Saturday
冷蔵庫にいつもあるもの、牛乳。
ここ何十年間、
あまり値段が上がっていない
手に入りやすい食品のひとつです。
栄養バランスを摂るために
優秀な食品だということは、
家庭科の授業でも習いました。
そう 子どものころは、ほんとうによく飲んだもの。
脂質
ナトリウム
たんぱく質
炭水化物
も、すばらしいけれど
何と言っても
カルシウムが豊富なのがうれしいですね。
カルシウムは、
神経の興奮を抑える働きをして
イライラ防止に役に立ってくれます。
酷暑で、
ただでさえストレスの多いこの季節
一杯の牛乳に、お砂糖やハチミツを
好きなだけ入れて
ふーーっとひといき。
夜、眠れないときにも重宝してます。
2013.07.12 Friday
スタジオジブリ作品の中で、
どの作品が好きですか。
もうすぐ公開される新作の宣伝が
すこしずつ始まりました。
ソラには、小さなホタル石がころんと
いつも化粧室にございます。
それは、きれいな正八面体ですこし蛍光色っぽい緑色。
ホタル石。
暗闇で光を放ち
いつもきれいな正八面体をした天然石。
この石、「天空の城ラピュタ」の飛行石のモデルなんだそう。
シータが捉えられていた客船から転落したとき、
雲間を落ちていく中
気を失った彼女の胸のペンダントの青い石が
突然 光を放ち
その光に包まれてゆっくりと降下していったシーン。
天空都市を、さらに上空へと押し上げていく力を持った
巨大な飛行石が、とても印象的でした。
ソラには、
小さいけれど何か物語を秘めているモノ
そんなモノが いくつもあります。
2013.07.11 Thursday
食とアートを結ぶスペースROCKETから
発行されるマガジンRocket vol.4は、
「特集♥平野紗季子」でした。
1991年生まれの感性を、
1967年生まれのわたしは
どう感じられるのだろうかという好奇心もあって
読んでみました。
誌面を埋め尽くすかのように書かれた文字は、
まがいなく平野紗季子 本人から出た言葉
だということが、
その独特な言い回しによって実感できました。
それは、冒頭から面白い。
・・・・・
はじめに
人はこういうおしゃれっぽい冊子の文章なんて
あまり真剣に読んでくれないと思うんですが、
どうですか。
だって、あの恐るべきライフスタイルマガジン、
『KINFOLK magazine 』の中身に何が書いてあるのか。
それを知っている日本人なんてほとんどいないんじゃないか。
(略)
・・・・・
一日三食の食事や
そのほかの間食
ひとは「食べる」ことで
生きている。
食べることを、どう表現するかというのも
センスなんでしょうね。
映画や本を選ぶように
食を選ぶ。
選らんだそのひとのセンスに共感することは
いいことだなぁと思います。
そして、終わりに梶井基次郎著『檸檬』が選ばれていたのが
ちょっとうれしかった。
(以前のブログで紹介していた本だったので)
http://bihadasora.com/archives/2390
2013.07.10 Wednesday
ペンギンのジャックは、
アイスキャンディーを齧りながら、
氷の上をとぼとぼと歩いています。
彼は首をかしげたり、
立ち止まって空を見上げたと思ったら、深いため息。
いったいどうしたの。
ジャックは、小さなくちばしがキュートなサリーのことを考えていました。
「今夜のダンスパーティに誘いたいなぁ。でも僕なんか…。」
サリーはみんなの人気者。ジャックは完全に気後れしていました。
3本目のアイスキャンディーを食べ終えた頃には、
あたりは暗くなり星が5個またたいていました。
「ふぅー。」ジャックのため息が、あきらめの声に聞こえました。
と。遠くからひとりのペンギンが、ものすごい勢いで氷の上をすべってきます。
「きゃーーー止まらない!」
ジャックは目をつぶって、ペンギンを受け止めました。
ふたりは抱き合ったまま、ゴロゴロと氷の上に転がりました。
目をあけると、なんとサリーではありませんか。
ジャックの胸は高鳴りました。
「ねぇ。ここで踊らない?」
サリーは黒くて薄い手を差し出しています。
「あなたが誘ってくれないから、わざとぶつかったのよ。」
サリーの小さなくちばしは、ほんのり赤くなっていました。
大きな月はふたりをじゃましないように、伏し目がちで氷の上を照らしています。
ジャックは震えながらサリーの手をとりました。
宇宙の夜に、ふたりだけのダンスパーティがはじまりました。
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シラスアキコ(コラムニスト)
クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の
コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。
「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、
企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、
広告制作、ラジオCMなどを手がける。
60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。
*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。
こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*
2013.07.10 Wednesday
あと一月くらい
いやもう少し先までは
蒸し暑い夏が続きます。
陽射しは
肌をひりひりと焦がし
汗は滝のよう
きっと体力の消耗も
激しいんでしょう。
そんな 暑さのピーク時は
どうぞ涼しいところへ
ソラはいつでも涼しい適温で
お待ちしています。
その汗も、首へ流れたファンデーションも
きれいさっぱり洗い流して
同時に お肌をすっきりとリセットいたしましょう。
2013.07.09 Tuesday
1960年にその前身となる会社が設立され、
いまなお多くの子どもたちを魅了し続けているサンリオ。
わたしが小学生のころ、
筆箱や下敷きは
サンリオのキャラクター製品を
持っていることがちょっとした自慢でした。
先日、ソラに来てくださいましたホナガヨウコさんが、
「キキ&ララの星空の旅」を振付られたと聞き
はじめてサンリオピューロランドへ
でかけることに。
ステージは、平日の夕方だと言うのに
たくさんの観客で埋められています。
およそ25分間
キラキラしたコスチュームをまとったキキ&ララが、
映像と音楽と一体となって
やさしいほのぼのしたストーリーを
演じてくれました。
子どものころ、
よく 父や母に言われたことを
思い出します。
「助け合って
思いやりをもって
もっと仲良くしなさいと…」
よく叱られたもの。
ひとつしか離れていない三人姉妹は、
それはそれはよく、
些細なことでケンカしたんです。
子どもだったころを思い出せる場所
持っているといいなと
感じました。