2014.02.13 Thursday
ソラへ、水中写真家 鍵井靖章さんがいらしてくださいました。
ワークショップの打ち合わせのために、
お忙しいスケジュールの合間を縫うようにして。
お会いしたのは3度目でしょうか。
都内、神奈川などの大きな会場で
多くの個展を開催され
いま注目される水中写真家の鍵井靖章さん。
いくつものプロジェクトの中、
2011年3月11日以降、
岩手県北部の海をいまも
撮り続けていらっしゃいます。
その写真展が、
3月7日(金)~東京ミッドタウン フジフィルムスクエアで
開催されます。
その海には、あの日から沈み続けるモノがたくさんありました。
それらは、クルマだったり
タイヤや、長靴など
人々の暮らしの中で丘や街にあったモノたちです。
月日が経ち、そのモノたちを棲み処にした海の生き物を、
鍵井靖章さんの写真は
まざまざと教えてくれるでしょう。
こうして、知ることも
小さな一歩だと信じて。
写真は、富士フィルムフォトサロン企画展
「鍵井靖章写真展」より 長靴の中に棲むフサギンポ。
2014.02.12 Wednesday
コトコトとホワイトシチューを、
ストーブの上で煮込んでいます。
たまねぎもじゃがいもも、
ずいぶんかどがまるくなってもうトロトロ。
そろそろ食べごろかな。
あなたのこころの中の「ふあん」や「しんぱい」も、
ずいぶん時間をかけて煮込んだからもうトロトロ。
かどがとれて、やさしい味に仕上がっています。
いつのまにか「ふあん」や「しんぱい」が、
あなたを味わい深くするための大切な下ごしらえになっていた。
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◎レモンエアラインが本になりました。
コチラのスペシャルサイトもごらんくださいませ。http://lemonairline.com/
シラスアキコ(文筆家)
クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の
コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。
「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、
企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、
広告制作、ラジオCMなどを手がける。
60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。
*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。
こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*
2014.02.12 Wednesday
AOKI,hayatoさんと、文筆家シラスアキコさんが
ご参加いただいた方の頭に浮かんだ言葉を元に、
即興で、ギターを奏で、物語を紡ぎます。
2月16日(日)の、ソラのワークショップ。
みなさまからのお申込みをお待ちしております。
お席は、12時の会に残り1席でございます。
くわしくは、
2014.02.11 Tuesday
書家 華雪さんが、ソラに来てくださいました。
ヒロイヨミ社 山元伸子さんがご紹介してくださったのです。
いつかソラのワークショップに、
書家と名のる方をお招きしたいなと
想っていたことが実現できそう。
いまは亡き祖父が、住職だったこともあって
子どもの頃から「書」が身近にありました。
暇ができると色紙や、半切に向かい
それをお客さまに持たせていて。
書いてあることばは、
意味の分からないことばばかりで
当時はもらっても、喜べませんでした。が
眺めていると
その紙を世界に、
その言葉や文字やときに記号が
悠々とくつろいでいるように見えてくるのです。
気持ちがのびのびとしてきました。
華雪さんの書は、
間近で拝見したことはございません。
ホームページに残されたものを観ているとき
祖父のものを見た時に近い
目の前に広々とした景色が
広がるような想いがしたのです。
写真は、華雪さんの「書・篆刻の講座」ご案内カードより “風”
2014.02.10 Monday
「地下鉄のザジ」でその名を知られる
20世紀のフランス文学に革命を起こしたレーモン・クノー。
この「文体練習」は、
他愛もないひとつの出来事が、
99通りものバリエーションによって
書き分けられた断章から成っています。
装丁を、仲條正義さんがされていて
「資生堂 花椿」の洗練された世界に沿った
凛としたレイアウトや色使いが素晴らしい本。
こうして書いていると、
自分の書いたものを読んで下さった方に
ときにはほっと出来たり
ときどきふーっと息をつけたり
なにかほんの少し、切り替わったり
そんなことが出来たらいいなと思うようになりました。
ことばは、
その使い方で伝わり方が変わります。
99通りの表現方法を
自由自在に操ることは難しいけれど
後味のすーっとしたものを
いつか書けるように。
2014.02.09 Sunday
昨日、雪が吹きすさぶ中
BOOK MARKET 2014へとことこ出かけて参りました。
レモンエアラインは、
会場奥のアノニマスタジオさんのブースに
平積みしていただいています。
大雪で、足下が悪い中
どこから集まってきたのかと思えるくらいに
人ひとひと。
選び抜かれた本たちを
みんな楽しそうに手にとって眺めていました。
そして、昨日出会えた3冊の中から
『フラッシュバック』より
・・・・・
「交換」
谷 郁雄 詩
心がちっとも ときめかない
空は青いに きまっている
子どもの目玉を 私にください
大人のカラダを あげるから
・・・・・
サカナクションの「僕と花」を思い出したり、
オスカー・ワイルドの「幸福な王子」を
思い出したりしながら
この詩をもういちど頭の中で繰り返す朝。
東京がこんなにも、真っ白になって。
2014.02.08 Saturday
天気予報はぴったり当たって、
起きたら一面真っ白な朝。
世界は、こんなにも静寂に包まれる。
そんな記念すべき大雪の朝に、
はじめてのグラノーラ。
その存在はもちろん知っていましたし、
入っているものを見れば
カラダに良さそうな食べものだとも。
でも、
子どものころに庭で飼っていたチャボのエサに
似てるなぁと思ってて
手が伸びませんでした。
このグラノーラは、そんな思い込みを
すっぱりと忘れさせる
こころのこもったグラノーラ。
小桧山聡子さんの手作りのグラノーラです。
実は、いま
1月に中止となったワークショップを
実現させようと
あれこれいろいろ模索しています。
その再開ワークショップは、
ものすごくスペシャルな会にしようって。
だから、新たにゲストアーチストをお招きして、
その方と三人で、もう一度練り直しているのです。
その方が大好きなグラノーラ。
打ち合わせに合わせて、手作りしてくださるなんて
その気持ち、それを作っているときの時間に
こころから感謝して。
2014.02.07 Friday
好きなお店のひとつに、
西荻窪にあるCDショップ「雨と休日」がございます。
「雨と休日」。
そのコンセプトが詩を読むようで。
・・・・・
夜中、ひとり。
晴れた日の洗濯。
雨の日の憂鬱。
暑い夏には涼しさ。脱力。
寒い冬には暖かさ。集中力。
前に立たず傍に寄り添うもの。
「雨と休日」は
穏やかな音楽ばかりを集めた
CDショップです。
・・・・・
そう、いまこれを書きながら
とてもとても穏やかな気持ちになれるのは、
その店主 寺田さんが選曲されたコンピレーションアルバム
「部屋、音楽が溶けて」をかけているから。
今夜から雪が降るそうです。
雪は街の音を消していくから
その静寂は
きっと穏やかな音楽が
ますます心に沁みることでしょう。
おかえりのときは
どうぞ足元お気をつけて。
2014.02.06 Thursday
ワークショップの打ち合わせのために
作家の しおいりあさこさんが
ソラに来てくださいました。
どんな会にしましょうかと
あれこれおはなしする中で、
下北沢にある居心地のいいカフェの話題になりました。
それが、「毛糸コーヒー」。
はじめて聴くお店でしたので、
頭の中で勝手に、
「毛糸コーヒー」って
なんて温もりのあるお店でしょうと
ほんわかしたのです。
ほんとうは、「kate coffee」。
ビルの2階、
大きな窓に囲まれて
座り心地のいいソファや椅子がレイアウトされ
本や絵本がたくさん並ぶカフェ。
しおいりあさこさんの本「四角い本」が
置いてありました。
タイトルになっている一篇をここに。
・・・・・
しおいりあさこ作 「四角い本」
ぼくは わからなくなってしまった。
ある日「あなたって丸いわね。」と言われた。
またある日は「君ってとがってるね。」と言われた。
ぼくは 四角いと思っていたのだけれど。
もしかして ぼくの 使っている辞書は
みんなのとちがうのかもしれない。
・・・・・
2014.02.05 Wednesday
大きな鍋のぐらぐらとたぎるお湯の中で、
個性的な踊りを繰り広げるスパゲッティは、
これから演じるドラマに胸を高鳴らせている。
共演する野菜たちがどんなに感動的なセリフを発しても、
オリーブオイルがどんなにいい表情を魅せても、
ブラックペッパーがどんなに粋なアドリブをきかせても、
スパゲッティは「自分が主役!」ときっぱり言いきる。
わたしはスパゲッティの役者のプライドに敬意を払って、
予定より2.5秒早くザルにあげ、リズミカルにお湯をきった。
スパゲッティは「わかってるね!」とウインクをした。
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◎レモンエアラインが本になりました。
コチラのスペシャルサイトもごらんくださいませ。http://lemonairline.com/
シラスアキコ(文筆家)
クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の
コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。
「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、
企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、
広告制作、ラジオCMなどを手がける。
60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。
*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。
こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*