2016.04.22 Friday
ソラからちょうどいい散歩コースの根津美術館へ
ことしも、国宝 燕子花図屏風の季節になりました。
“歌をまとう絵の系譜”と題されて、
和歌とかかわりのあるさまざまな絵画作品と並びます。
伊勢物語の一節に添い。
物語の主人公たちが目にした光景を描いたものともいえる
燕子花図屏風の前には
「からころも きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
園庭のかきつばたは、4月下旬から5月上旬が見ごろだそう。
茶室“閑中庵・牛部屋”も、この期間のみ16時まで開放され
お抹茶をいただけます。
季節の和菓子は、赤坂 塩野謹製 きんとんを、
お点前は宗和流にていただくことができました。
特別展 国宝燕子花図屏風は、5/15(日)迄。
写真の昨日は、まだちらほらでございました。
2016.04.21 Thursday
はらぺこめがね個展「ぐう展」へとことことこ
都立大学駅すぐのクァンタムギャラリーで開催されています。
ソラのワークショップへお招きさせていただいた山フーズさんが
オープニングパーティのお料理を担当されるとのツイートで知り
そのイラストの愛らしさに心奪われ、早速でかけてまいりました。
DMのコピーがとってもチャーミングです。
「人はおなかが空くものだ。
いくら食べても物足りない。
そんなふうに描いてきた食べものたちと
そんな思いで生まれたはらぺこたち。
切っても切れないふたつの関係をおたのしみください。」
“はらぺこめがね”の絵本。
「フルーツポンチ」、を連れて帰りました。
これからいつでもソラの本棚にあります。
はらぺ子ちゃんとぺろが、ちょこまか動き回るたのしい絵本。
見てるともれなくおなかが空いてくる
みずみずしいフルーツたっぷり美味しい絵本です。
「ぐう展」は、5/1(日)迄。
クァンタムギャラリー
open 11:00~19:00
〒152-0031東京都目黒区中根2-13-20レオナ都立大3F
2016.04.20 Wednesday
キャンドル作家 河合悠さんの蝋燭を、
ソラのワークショップやイベントなどで灯しています。
太く安定したその白い蝋燭は、
芯の周りからだんだんと窪むように燃えていき
いつしか灯がロウに囲われて
柔らかい明かりで周りを包んでくれて。
最初、梱包をほどいたら
その蝋燭には「PRAY」と書かれた紙帯が巻かれていました。
灯に向かうと、ひとは
自然と祈るような気持ちになるのでしょう。
たくさんの情報が溢れる中
義援金とか支援金とか、どこに預けたらいいのかわからなくなってきました。
ふるさと納税で熊本県へ届ける方法もあるといいます。
ほんとうにしたいことを選ぶには、
灯との静かな時間が必要なのかもしれません。
祈るような想いで
河合悠作 白い蝋燭は、受注生産にてお作りいただけます。
size 直径cm×高さcm 価格(税込)
A 7cm×10cm 2,000円
B 7cm×20cm 3,200円
C 10cm×20cm 5,400円
D 10cm×30cm 7,560円
E 12.5cm×30cm 12,000円
F 15cm×40cm 18,000円
くわしくは yukawai1028@gmail.com
までお気軽にお問い合わせくださいませ。
2016.04.19 Tuesday
仙台への小さな旅行から無事に帰ってまいりました。
この旅は、時間旅行をたのしむことができました。
2万年前の地層を観る「地底の森ミュージアム」では、
氷河期のひとびとの暮らしを垣間見て、
400年前に栄華を極めた伊達政宗の青葉城址では
断崖絶壁の高台へ築いた平城への願いを伺うことができました。
最後には、荒浜と閖上の海べりを回り、
観光タクシーの運転手、日下行徳さんに
たいへんお世話になった二日間。
そのときどきの人々の暮らしや希望に触れると
いまある日常が、まるで奇跡の積み重ねのようにありがたく想えます。
朝を迎えられることに感謝して
幸せになることに我慢しないでいよう。
写真は、「母の日に、白くほのかにピンクに染まる薔薇一輪をプレゼント。」より
2016.04.18 Monday
仙台の地下鉄造設をきっかけに発掘された二万年前の地層が、
ミュージアムになっています。
池底の森ミュージアム。
氷河期の森や植物を再現している園庭や、
二万年の植物の根が発掘されたままの様子で保存されています。
氷河期というだけあって、当時はいまより平均気温が7〜8度も低く
針葉樹林に広く覆われていたという仙台。
たくさんの針葉樹林のなかに、広葉樹が混じる湿地林が
あちこちに出来ていたそう。
ひとびとは、狩りをして生活していました。
石を加工した石器を道具に、
いまと比べものにならないくらいの時間をかけて。
焚き火をしていた跡がありました。
その脇では、石器道具を作っていた様子もうかがえます。
地下鉄造設の工事によって偶然に発掘された二万年前の地層。
いまこうしている私の足元にも、
その当時のひとびとの暮らしがあったのかもしれません。
先人の暮らしのおかげで、いまがあること。
2016.04.17 Sunday
昨日から番組が軒並み変更になり、
全局同じテーマを扱っています。
SNSでの投稿も関連したものがとても多くなってまいりました。
そんなときには、この言葉を思い出して
できるだけいつもと同じ生活を送れたらいいなと希います。
どなたのことばなのか分かりませんが、
5年前にこの言葉を読んで、
救われたような気持ちになれたのです。
・・・・
私たちは、他人の幸せや喜びをねたむほど落ちぶれてはいない。
みなさん、どうぞ我慢せず、
楽しいときは笑い、嬉しいときは喜んでください。
私たちも一日も早くみなさんに追いつきます。
・・・・・
道端には小さな花が咲いたり、実をつけたり。
わたしも、今日、予定通り仙台への小旅行を楽しんでまいります。
2016.04.16 Saturday
長編小説やエッセイを手にする力がないときに、
詩や短歌はちょうどいいな。
いまの気分を切り替えるのに
さっき目に飛び込んできたニュースから逃れるために
いい夢を見られますように
ヒロイヨミ社 山元伸子さんが、
読書サロンのために選んでくださった一篇の詩をここに。
・・・・・
鳥のかたちに似ている日 蜂飼耳
この歩数がひらく並木を
滑空、
うそをつく人間が顔を
あげたままたどっていけば
いっぱいにもえあがり
つばさの先からうっとり溶けて
木には 裏も表もない
あしたまた
生まれてくる
・・・・・
どうかよい週末を。
今日は今日しかないのだから
写真はネットより
2016.04.15 Friday
大きな地震がありました。
ここから1,000㎞以上離れた熊本で
そのあたりに暮らすみなさまは不安な一夜を
明かされたことでしょう。
ちょうど一週間前に、九州からいらしてくださいました
お客さまのお顔がよぎります。
本を読むとは違いますが、
昼間立ち寄った山陽堂さんでのポスター展で
目にしたコピーの気持ちです。
「遠い国のお話なのに、 ふるさとを思いながら読んでいる。」
4月23日は大切な人に本を贈る日。サンジョルディの日
~5/12(木)まで、ポスター展は開催されています。
2016.04.14 Thursday
カリグラファー森山ミサさんがご用意くださったテキストを活かして
thank youカードを書いています。
インクは、透明水彩で作った空色。
ペンで紙をかく音は、
子どものころに通った習字教室を思い出させてくれました。
何も考えずにただただ無心に文字を書く
心が落ち着いて、とても静かな気持ちになれるのです。
「母の日に、thank youカードを贈るためのカリグラフィー」に
参加してくださった方から届いた嬉しいメッセージに
とてもよく表現されていましたので、ここに。
・・・・・
ゆっくりと、カリカリ音を立てながら、
心を空にして書いていく体
身体の記憶として、心地よく残っています。
「書くこと」は、おもしろいと思いました。(続く)
・・・・・
2016.04.13 Wednesday
京都LINNETさんに、テーブルクロスをお作りいただきました。
LINNETさんには、たいへんお世話になっております。
トリートメントルームの白い大きなカーテンもこちらです。
窓からの陽射しを受けてやわらかな印象になるように
ほんのすこし黄味がかったようなオフホワイトの生地を選ばせていただきました。
アンソレイユのオフ白で、生地をつないでたっぷりのテーブルクロス
河合悠作ろうそくとの相性もぴったり。
ワークショップや、読書サロンなど
トリートメントベッドを二つ合わせた即席テーブルを
ちょっぴりおめかしできたらと、ようやくお作りいただけました。
リネンのテーブルクロスがこれから活躍してくれそう。
LINNETさんは、ちょうど今日から伊勢丹新宿店でイベントがはじまります。
伊勢丹へおでかけの際には、リビングフロアへぜひ
Have wonderful spring days by LINNET
4月13日(水)~26日(火) 伊勢丹新宿店本館5階リビングルーム/インテリア
LINNET
〒604-8102
京都市中京区姉小路通富小路西入菊屋町562 森口ビル1F