2017.04.19 Wednesday
ここ数年、
というか結婚してからもうずっと
誕生日会も、誕生日のお祝いもしないまま
いつの間にか過ぎていることが多くなってまいりました。
自分の年齢ですら、
四捨五入したり、数え年で言ってみたり…
はい、ことし50歳を迎えます。
さて、そうなった私でも、生まれた月やその季節が来ると
心なしか浮き立って
一年よく頑張りましたねと、自分で自分を褒めてみたくなるのです。
誕生日を、誰よりもまず自分で祝うために
この蝋燭を灯そうと思う。
5月3日(祝・水)流星マルシェでお披露目くださる河合悠さんの新作は、
誕生石をあしらった12ヶ月それぞれに違う蝋燭です。
自分の誕生石がなんだったか忘れました。
でも、誕生日やその月に、その灯を眺めるのがたのしみです。
誕生石をあしらった、12ヶ月の蝋燭は流星マルシェでお求めいただけます。
たいせつなひとの誕生日プレゼントにするもよし、
ゆらめく蝋燭の灯が、きっといい時間にしてくれるでしょう。
5月3日(水・祝)流星マルシェでお待ち申し上げます。
★入場料1,000円 アグネスパーラー特製の流星ソーダ一杯付き
お申込みお問合せ contact@bihadasora.com
くわしくは http://bihadasora.com/archives/16827
写真は、イメージです。
ぜひ当日たのしみにいらしてください。
2017.04.18 Tuesday
銀座六丁目、松坂屋跡地に建つGINZA SIXが4/20にオープンという興味もあり
珍しく雑誌ギンザを購読しています。
先日プレスデーなるものを開催しているときに
偶然通りがかり、その大きさや豪華さに驚いていたのです。
中央通りに並ぶディオール、セリーヌ、サンローラン、フェンディには
着飾った招待客で溢れていました。
VOGUEから飛び出したような二人連れの9頭身美人が
入場口を探すように、ビル周辺を歩いていたのも華やかで。
オープンまで、実に14年もかかった巨大施設に、
どんなショップが入っているのでしょう。
240店舗を超えるというから、到底覚えきれないけれど
銀座にまたひとつ目的地が増えたのは嬉しいな。
屋上には4,000㎡の庭園もあるらしいので、どんな景色が見えるのか昇ってみたいし。
きっとこれからいろんな番組で、この施設のことが紹介されていくのでしょう。
いつか、訪れたい場所…
それにしても、この雑誌の表紙に惹かれました。
宮沢りえさんの、主演映画に心を持っていかれたひとりとしては
買わずにはいられない雑誌だったのです。
「湯を沸かすほどの熱い愛」の母ちゃんが
ディオールを悠々と着こなすかっこよさ
2017.04.17 Monday
実話をもとに製作され、数々の賞にノミネートされていた映画
「ライオン 25年目のただいま」を観てまいりました。
<失われた人生探しの先に、彼が目にしたものとは―?
『英国王のスピーチ』の製作陣が贈る、圧巻の感動ドラマ。
2012年、驚愕のニュースが世界を駆け廻った。5歳の時にインドで迷子になり、養子としてオーストラリアで育った青年サルーが、Google Earthと出会い、25年ぶりに家を見つけ出したというのだ。>
観る前は、5歳の時にインドで迷子になるというくだりに違和感を覚えつつ
「英国王のスピーチ」がいい作品だったので
夫とふたり、映画館へまいりました。
まず冒頭、5歳の少年の、年の離れた兄と生まれたばかりの妹と母との
4人でのインドの暮らしぶりをていねいにみせてくれました。
まだ訪れたことのないインド。
人口増加率が17%を超し、12億人のひとが暮らす国。
日本がここ数年自然減少をたどっているのに比べると
その勢いはまさに真逆の大国です。
知らずに乗った回送列車で連れられた先は、
言葉が通じない遠い遠い大都市でした。
片田舎で育った5歳の男の子がひとりで暮らすには、あまりにも厳しい環境です。
迷子になったというよりは、家へたどり着く手段が無かったということでしょうか
いまも、インドでは毎年8万人近い子どもが行方不明になっているという。
そのきっかけこそ違いますが、
さまよう子どもも珍しくなかったのだと理解しました。
遠く離れたオーストラリアの夫婦に育てられた青年は、
Google Earthを使って生まれ故郷を探し出す。
養子として育てられた養父母への感謝を胸に、
ひたすら自力で、かすかな記憶を頼りに日々探し続ける苦悩に
胸を締め付けられる気持ちで観ていました。
いまこうしていられることを
生まれた国やこの環境のことを
とても恵まれていると感謝したくなりました。
自分にできることは何だろう
2017.04.16 Sunday
「だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ」
サンテグジュペリの名作「星の王子さま」にある一節にあることば
このお話は、あまりにも有名で
ほんとうにたくさんの方が、それぞれに思い入れを持ちながら
美術館や、映画などのカタチになって愛されています。
例外なく、この物語が大好きなひとりとして
ハナノヒト大田瑞穂さんに、無理難題を押し付けました(笑)
5月3日(祝・水)に開く、流星マルシェで
「星の王子さま」のバラを、お持ち帰りいただけます。
この時期は、野に咲くバラの最盛期。
なん百万と咲く花の中から、目が合う様に選ばれたその一輪の花
それはもう世界にたったひとつの花なのです。
静かに咲く花のように
自分らしく咲く
世界にたったひとつのバラに会いにいらっしゃいませんか
5月3日(水・祝)流星マルシェでお待ち申し上げます。
★入場料1,000円 アグネスパーラー特製の流星ソーダ一杯付き
お申込みお問合せ contact@bihadasora.com
くわしくは http://bihadasora.com/archives/16827
2017.04.15 Saturday
資生堂が発行する花椿が、大幅にリニューアルされました。
資生堂グローバルイノベーションセンター主幹研究員 傳田光洋(でんだみつひろ)さん
監修の、肌と触覚の関係に迫る考察に興味を覚えます。
-皮膚がこころをつくっている?-
皮膚はこれまで、わたしたちの身体の境界をつくり、外の世界に接触するための媒体であると考えられてきました。皮膚の荒れは体内の疾患やストレスの表れであるなど、あくまで皮膚は身体やこころの「内側」が外に出てきたものである、と。しかし、ここまで見てきたように、皮膚には、さまざまな情報を受け取るセンサーがあり、触覚がそれを活性化する一方で、情動や精神的ストレスなど、わたしたちのこころに及ぼす作用にも、皮膚が大きな影響力を持つことが明らかになってきたのです。(中略)言語化されない、文字どおりの「肌感覚」が、わたしたちの身体やこころのありようを形づくっているのです。(後略)
わたしたちが、佐伯チズ氏の主宰する美容学校で学んだとき
皮膚は最大の臓器であり
体内の疾患やストレスが表れるセンサーだと学習しました。
メラニン色素の生成は身体を守っているのだということも
この考察は、それだけじゃなく
肌を整えることで感覚も整えられることを示唆しています。
目や耳で受け取るものだけでなく
肌感覚というもうひとつの自覚を、磨いていく。
肌を整えることのたいせつさを
いつもと少し違う視点で気づくことができました。
この世界を、たくさん感じて生きていくために
毎日のスキンケアをていねいにしよう。
2017.04.14 Friday
三軒茶屋のnicolasさんへ、とことことこ
ソラのワークショップにもお招きさせていただきました刺繍作家Kanae Entaniさんの個展
「静かなるフルーツ」の世界へ、しばし浸ってまいりました。
それに合わせた特別メニューも用意され、
店内あちこちに潜む作品の気配を感じながら
美味しいものにありつける幸せ。
ここでは、美味しいだけじゃない
いまの季節を色彩や味覚や盛り付けで、その一皿から感じることができるのです。
運良くカナエさんも在廊されてて
いつもの、とりとめないおしゃべりを
やわらかな陽射しの中でたのしむことができました。
Kanae Enatni個展 静かなるフルーツ
会 期 4/30(日)迄
月水木 14時−24時
金土日 16時−24時
※18.19.25close
nicolas 東京都世田谷区太子堂4-28-10 鈴木ビル2F
http://www.nicolasnicolas.com/
2017.04.13 Thursday
花がふってくると思う
花がふってくるとおもう
この てのひらにうけとろうとおもう
これは、鈴木亨の編集する「八木重吉詩集(白凰社)」にある作品。
昨夜は、第三回 詩と音楽「眠る前に一篇の詩を。」の開催日でございました。
ブックピックオーケストラ功刀貴子さんのフィルターを通して選りすぐられた詩歌を十数編
きっと自分では見つけられない、素晴らしいことばに触れることができました。
いつもほんとうにありがとうございます。
子守唄には、「春の小川」を冒頭にみなで合唱する時間があり
声が融け合う瞬間を、これまたしみじみと楽しむことができました。
歌にある小川が、ソラからほど近い場所に暗渠として残るというお話も、
この歌を大切にしようと思う気持ちにさせてくれるに十分のエピソード。
今日からキャットストリートを歩く気分が変わりそう
日本語のうつくしさに触れる時間
それはそれはいい夜でございました。
次回7月12日(水)が最終回。それは風のように抜けていく
2017.04.12 Wednesday
「You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。」
チャールズ・チャップリンの名言といわれていることばです。
長く一日中降り続いた雨が上がりました。
予報では、19℃くらいまで気温が上がるそう
なんとまあ、忙しいお天気なのでしょう
青空にかかる虹を、見つけることができるかな
わたしの知っているチャップリンは、いつも同じ格好をしていて
どの作品を観たのか思い出せないけれど
このことばをどんな背景でつぶやいたのか
イギリスのミュージックホールのエンターテイナ―だった両親の元で生まれるも、
2歳のころに両親が離婚。
父と離れ。母も、そののち彼が7歳のころに精神異常をきたし
兄とともに孤児院に送られる。
幼くして劇団に入団し、アメリカでその才能を見出され数々の作品に出演。
瞬く間に、大スターとなり多くの作品を製作しつつも、
最後は、スイスの地で永眠。
トーキーとサイレントの狭間の時代を代表する、映画人。
徹底した完璧主義者と言われたチャップリンは、
「街の灯」での盲目の少女との出会いのシーンに、342回のNGを出し、
一年以上かけて撮影したそう。
下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ
ときどきは、上を向こう。
気分も変わっていいアイデアが浮かぶかもしれません。
今日もよい一日を
生い立ちなどくわしくはこちらに書かれていました。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=5171
2017.04.11 Tuesday
「Every day is a new day. とにかく、新しい毎日なんだ。」
ふと、勇気が出るようなことばを探していたときに出会った言葉。
それが、あの有名な「老人と海」にあることばだと知ったのは、
古本屋の軒先に並ぶ均一コーナーで、目が合ったから
そういえば、まだ読んだことがなかったと、
名作を100円で手に入れたのでございます。
ヘミングウェイ作「老人と海」を、ようやく読了。
いまこの齢で向き合えた類いまれなるハードボイルド
その力強い生命のうねりに感服しています。
この作品は、ヘミングウェイが53歳のころに発表されました。
自分自身が、そこに近づいたから、ようやく読むことができたのかもしれません
キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。三日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく…。徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。
2017.04.10 Monday
すこしずつ陽射しが強く、紫外線が気になる季節になりました。
これから夏に向けて
まずは、日焼け止め対策をこまめにいたしましょう。
外から帰ったら、まず洗い流してさっぱりしたいもの。
お肌を清潔にしてたっぷり保湿することが、スキンケアの基本です。
ただし、洗い過ぎには要注意。
皮脂は天然のクリームです。
皮脂まで取りすぎないように
洗浄力は汚れの程度に合わせて選びます。
手のひらでゴシゴシするのも避けて
泡のクッションでやさしく程よくなじませて、
ぬるま湯をやさしくかけて流しましょう。
それでもさっぱりしたいとき、
コットンにたっぷりのローションをしみ込ませて
ふき取るようにいたしましょう。
コットンが毛羽立っていたら、
力の入れ過ぎか、ローションが足りないのかもしれません。
その次は、そうならない程度に加減して
下から上へ引き上げるような動きで、お肌に水分を入れてあげましょう。
その後は、美容液、乳液、クリームなどで蓋をします。
いまのお手入れが、未来の自分へのエールになると信じて