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「僕たちが未来に遺したいもの。」

2016.05.22 Sunday

今日もいいお天気に恵まれました。

欅の枝先がかすかに揺れて

朝のひんやりとした空気が深呼吸を誘います。

 

今日は、ソラのイベント開催日。

vol.35「僕たちが未来に遺したいもの。」の一日でございます。

 

おかげさまで満席のお申込みを頂戴することができました。

いつもほんとうにありがとうございます。

 

旅する映画館キノ・イグルー 有坂塁さん、

三軒茶屋にあるカフェ 二コラの料理担当 曽根雅典さん

のおふたりは、どんなお話しをしてくださるのでしょう。

トイピアノ演奏家 木太聡さんは、

2オクターブでどんな旋律を聴かせてくださるのでしょう。

 

そのヒントになるような、映画のタイトルをここに。

 

『カメレオンマン』(1983)

『ビッグ・フィッシュ』(2003)

『クローズ・アップ』(1990)

 

『事件記者』シリーズ:日活版 (1959〜1962)

『次朗長三国志』シリーズ:東宝版 (1952〜1954)

 

『フレンチ・カンカン』(1954)

『タレンタイム』(2009)

 

これから先の未来へ、ずっと遺していきたいもの。

わたしもぼんやりと考えてみるかな

有坂塁

 

piano

 

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論語に書いてあること。

2016.05.21 Saturday

論語。

いまから2500年以上前にこの世に生をうけた儒家の始祖

孔子とその弟子たちの語録をまとめたものとして

教科書に掲載されるようなポピュラーなもの。

 

通勤電車のステッカーに、

その論語の解説本が広告されていました。

いままた、見直されているのでしょうか

 

文庫本をソラの本棚に置いていますので

ふと時間があるときにぱらぱらと眺めています。

 

気になったことばを見つけて、頭で反芻してみると

ちょっぴり自分の毎日が上質になっていくような気になって

気の遠くなるような年月を経ても、

いまも通じる言葉の奥深さを思います。

 

その孔子が晩年つぶやいた言葉をここに

70代まで生き抜いて人生を振り返ったときのことば。

 

引用はこちらのサイトより。

・・・・・

子曰く、「吾(われ)十有五にして学に志(こころざ)す。

三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。

六十にして耳順(したが)う。

七十にして心の欲(ほっ)する所に従いて、矩(のり)を踰(こ)えず」

(為政篇)

 

晩年の孔子が自分の体験を物語ったことばであろう。

古来、この境地は聖人でなければ不可能だというふうに解されるが、

素直(すなお)に読めば万人の年齢に応じた心身の変化を物語るものでもあろう。

天命を知るは、天からの使命を自覚すると解するむきもあるが、

古注のように、運命の如何(いかん)ともする能(あた)わざるを

悟ったと解するほうが、50の年にふさわしい。

「六十、耳順う」、何をいわれても気にならぬことであろう。

確かによくできた人ではある。しかし同時に耳が遠くなったためかもしれぬ。

「七十、心の欲する所に従って矩を踰えず」は、肉体的な衰えが踰えさせないことでもある。

こういったとて、孔子をおとしめることにはなるまい。

むしろ孔子が本当に正直な、飾らずに物をいう人だったと感嘆させられるのである。

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物語の世界へようこそ。

2016.05.20 Friday

歌人の石川美南さん。

トリートメントにいらしてくださいました折、

ご自身の著作をソラに分けてくださいました。

いつもありがとうございます。

 

石川美南作「離れ島」、「裏島」をぱらぱらと眺めていると、

そのひとつひとつの歌をきっかけにした物語が生まれそう。

 

そのたった31字の中に、

宇宙よりも広く果てしないイメージが隠れています。

 

石川美南さんの歌に出会って、

短歌のことをすこし誤解していた自分が恥ずかしくなりました。

百人一首や、「サラダ記念日」しか知らなかったとき

短歌はもっと特別な人たちのものだと感じて、少し距離を置いていたから。

 

時間が無くて、忙しい気分に占領されそうなときほど

ページをめくって眺めてみる。

 

・・・・・

「発車時刻を五分ほど過ぎてをりますが」車掌は語る悲恋の話

 

旅立つ日 コートの中で温めた小さな鍵を手渡す話

 

大空に雲が記してゆきたれど 真偽のほどは わからぬ話

 

石川美南 「離れ島」より

・・・・・

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満枠や残り1枠のお日にちも。

2016.05.19 Thursday

いつも、お読みくださいまして誠にありがとうございます。

直近の一週間につきまして

空き枠のご案内を」させていただくようになりました。

 

おかげさまで、満枠や残り1枠のお日にち多くございます。

ほんとうにありがたいことでございます。

 

まだ6月は、比較的お好きな時間で承れますので、

先のご予定がお分かりでしたら

お早目にお申込みいただけますと幸いに存じます。

 

先日からスタートいたしました「お肌引き締めリフトアップパック3,150円」も

さっそく喜んでいただけております。

 

空き枠ご案内申し上げます。

http://bihadasora.com/archives/13251

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食堂・音楽室アルマカンの昼下がり。

2016.05.18 Wednesday

吉祥寺駅南口からLABIの脇を東へとことこ、

住宅地に食堂・音楽室アルマカンがございます。

道路に面した引き戸はいつも開いていて

選んだ席どこからでも心地いい風を感じながら、過ごすひととき。

 

昨日は、週替わりのアルマカンプレートと本日のデザートを。

一品ごとに異なる味付け、違う口当たりで色鮮やかなお料理を

品数豊富にたっぷり盛り付けてくださいました。

 

鳥肉とオクラの煮込み

雑穀米

ネギのマリネ

キャロットラぺ

豆のサラダカレー風味

グリーンサラダ

というメニューだったと記憶しています。

まさに心のこもった手料理をいただく大満足のお昼ごはん。

 

そっと寄り添うように流れる音楽と、食後の珈琲がいいな。

休憩したくなったら、アルマカンへどうぞ。

 

写真は、音楽室で選んだna ba naの1stCD「はじまりの花」

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読書サロンの最終回は、「空」。

2016.05.16 Monday

ソラの読書サロンは、

次回6月8日(水)19時~の回で最終回となりました。

 

テーマは、「空」でございます。

 

ヒロイヨミ社 山元伸子さんのフィルターを通して選ばれる詩歌を

声に出して読んでみたり、

口々に感想を言ってみたりして

新しい読書の体験をするひとときを。

 

長編小説や物語をぜんぶ読み切る時間が取れないとき

その一部を、拾い読みするだけでもいいのです。

違う世界を想像したり、別の人格に触れたりするその瞬間は

もうりっぱな読書だと思えるから

 

心の襞が一枚、また一枚と重なる会になれますよう

ソラの読書サロン最終回へ、どうぞいらしてくださいませ。

 

6月8日(水)19時~21時予定

おひとりさま3,000円

粒粒の夕ご飯、ハチマクラSUNNY BOY BOOKSのおまかせお土産付き

くわしくは http://bihadasora.com/archives/14513

お申込み contact@bihadasora.com

 

写真は、昨日の風にそよぐ欅と空。

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立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)。

2016.05.15 Sunday

暦の上で、今日は立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)。

竹(真竹)が土から顔を出し、ぐんぐんと伸びていく時期だそう

 

真竹は日本の原産で

青森を北限に全国で栽培されている竹。

工芸品や道具にも多用されている材でございます。

 

子どものころ、祖父が守っていた寺の境内を、

いつも竹ぼうきと熊手で掃除をしていたのを思い出します。

 

この国で最も古くから語られたという竹取物語は、

この真竹を言っているのかもしれません。

笹が、すこしの風でもさらさらと涼し気な音を立てているのを思い出し、

いまの時期を過ごしてみるのも心地よいものでございます。

 

どうぞみなさまよい日曜日を。

写真はネットより。

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目立つ毛穴は保湿でキュッと。

2016.05.14 Saturday

小鼻や頬の中心部の毛穴が目立ってきたようだ、と

気になっていらっしゃる方へ。

洗顔と保湿に、ちょっとひと手間入れてみませんか。

 

クレンジングや洗顔は、刺激にならないようにやさしくゆったりしてあげましょう。

こすったりゴシゴシするのは禁物です。

洗顔は、泡立てネットでホイップ状に泡立てた泡をたっぷり使って

お肌と手のひらの間に、泡の層がある状態で泡のマッサージをした後

ひと肌くらいのぬるま湯でかけ洗いしながらすすぎます。

(熱めのお湯は皮脂が流れ過ぎてしまうので、避けたほうがいいですね)

タオルで軽く押さえるように水分をふき取ったら、保湿ケア。

 

化粧水は手のひらに広げてから、

お顔全体を包み込むようにハンドプレスでつけていきます。

繰り返して、手のひらがお肌に吸い付くようになったら

もう十分ですよのサインです。

(このひと手間が、だんだん毛穴をキュッと引き締めてくれるのです)

乳液かクリームで、逃げないように蓋をしましょう。

 

やわらかくもっちりとしたお肌は、

透明感もアップしてくすみ知らずで過ごせるよう。

 

紫外線も強くなってまいりました。

日焼け止めクリームでお肌を守って、おでかけください。

 

どうぞ、よい週末を。

ソラの空

 

「2個目にやりたいことは何ですか。」

2016.05.13 Friday

大好きなカフェ 三軒茶屋 二コラさんが作るzineをぱらぱら

オープン5周年の記念日に創刊第一号「Nicome」が発行されました。

 

「Nicome(ニコメ)」

なにかを生業にしている方たちに、「2個目にやりたいことはなんですか?」と

聞いて、それぞれの自由な表現が編集されています。

文章だったり、写真だったり、絵だったり…

 

やりたいこと、やりたかったこと

自分に置き換えて考えてみると、なんでしょう。

 

これから先、いつか死んでいくその日まで

やりたいことを、心に秘めて暮らすのも悪くはないなと思います。

 

2個目にやりたいことは何ですか。

nicome

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zineは、二コラさんの店頭で販売されています。400円

「かなわない」。

2016.05.12 Thursday

植本一子著「かなわない」を、読了。

この本について、とてもよく解説されているサイトがありましたので、

一部抜粋いたします。

 

・・・・・

写真家の植本一子氏が、

夫である24歳年上のラッパー・ECDの毎月の収入16万5,000円で

家庭を切り盛りしながら、家事や娘2人(当時2歳と0歳)の子育ての日々を綴ったブログ

「働けECD」を書籍化した『働けECD わたしの育児混沌記』(ミュージック・マガジン)。

家事に追われ、早朝にラップで起こされ、震災や原発の恐怖におびえながらも

懸命に生きる石田家の毎日を、植本氏が妻、そして母として切り取った子育て日記だ。

同書から5年。

その間における、育児への葛藤、世間的常識の中で感じる生きづらさ、

家族とは母とは何か、新しい恋愛との出会いなどを書き綴った冊子が

昨年自費出版され、

このたび、それらに書きおろしを加えた単行本『かなわない』(タバブックス)が刊行。

・・・・・

 

およそ5年におよぶ日記と、散文から構成されたこの本は、

CANTUS太田美帆さんとのランチで聞いたことをきっかけに、手に取りました。

きっと、自分から選ぶことはなかったでしょう。

 

ただ、時にはこうして、薦められて読む本との出会いもいいものです。

 

読み進めていく中で、ページをめくるのが辛くなることもしばしばありました。

どうしてここまでさらけ出せるんだろうと、何度も感じながら

 

ひとはどこかで、好く見られたいと願っているものです。

異性や、周りのひとからはできれば嫌われたくないもの

でもこの本には、それが無い(ような気がする)。

 

とことん正直で

壁に当たって砕けそうになっている自分も

独りよがりな自分も

邪道を行く自分も

日記にそのまま書いてあって。

 

読むことに体力が必要な本でした。

でも、読み終わったとき、風が抜けていったような気がします。

“かなわない”ひとに出会えた喜びが、いくつも書いてありました。

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